2023年 1月 19日撮影 鹿島港にて
三菱鉱石輸送が運航するケープサイズ型ばら積み船
「SANTA ISABEL」が豪州のニューキャッスルから入って来ました。
ニューキャッスルからなので積荷は石炭ですので、満載に積んでも比重が軽いので
喫水線が見えていますが、それにしても脚が入ってなさ過ぎの様に見えます。
本船は名村造船が建造した豪州ニューキャッスル港に入れる最大サイズの
ニューキャッスルMAXの2番船で各種省エネ・環境対策に配慮しています。
「SANTA ISABEL」
総トン数 109,872総トン
重量トン数 208,072重トン
全長 299.9m
船籍 パナマ
主機 MAN-B&W 三井E&S玉野工場製
出力 15,770KW
竣工年 2020年
IMO番号 9827372
造船所 名村造船伊万里事業所
船主 COMPANIA FLOR DE VAPORES, S.A.
運航管理 MITSUBISHI ORE TRANSPORT CO.
「サンタ イザベル」はオーストラリアの北島にあるソロモン諸島にある島名で、
三菱鉱石輸送のばら積み船は「SANTA」から始まる船名が付いています。
三菱鉱石輸送は1959年(昭和34年)に設立した三菱商事、三菱重工、日本郵船が
株主のオール三菱の船会社です。
日鉄原材料石炭受入れB岸壁に接岸します、
お隣の鉄鉱石受入れC岸壁には日本郵船の「ORIHIME」が荷役中です。
偶然にも同じ名村造船伊万里事業所製が2隻そろいました。
ここで「ORIHIME」(織姫)の紹介です。
普段よく見るケープサイズ299mを一回り大きくしたサイズのばら積み船
「ORIHIME」 329.9m重トン、全長329.9m、2012年、名村造船伊万里事業所建造 日本船籍
あれー、いつもなら同じ方向に着けますが、今回は旋回していきます。
タグボート4隻で接岸しました。