3/1 FBより
うつくしい むろき 優理 (LiLi Anoano) お姉さまの写真@先週の鎌倉での打ち合わせ、にて。
ドラマチックなゆりさんの人生の話をオクシモロンで開店から閉店まで^^聞いた日のこと
どこを切り取っても面白いのだけど、私が一瞬涙が出そうになるほど胸を射抜かれた話があります。
ゆりさんがお金がなくなっちゃたけど、全国の友達のところを転々としていた時(いきなり全世界にこんな話ばらしてごめん、笑)、ほんとうにたくさんの人が助けてくれたり、うちにおいでよって言ってくれたり仕事を応援してくれたり手伝ってくれたり、一つも困ることがなくて、その時、
「ああ、私こんなに友だちがいたら、もう死ぬことも困ることもないんだって、お金って”いらない”んだって分かった」
って。
ガーン!と来た
これって、どんなに名誉や地位やお金を稼ぐより絶対的な保証なんじゃないだろうか。
私はひとりじゃない。
私がどんなに困っても、絶対に助けてくれる人がいる、
そのことを心から信じられるって。
デマだっつってんだろ!と言われても、スーパーで列に並び、パニックついでにうわささえたっていない食品とかまで売り切れたりして、その時人々が見ている系は「自分のうちの中」という小さな系だろう。
小さな閉鎖系の中ですべてを備え、それをよすがに安心しようとする。自分たちの系が生き残るために。
そのことをバカだともあさましいとも思わない。何かを愛する気持ちだし、何かを守ろうとする気持ちだから。
でもその戦略自体が危ういのだということを、あの映像を見て知った。
哺乳類は「つながり」を感じたときにだけ活性する、腹側迷走神経複合体、というシステムを持つ。そしてこれが活性した時にしかわれわれは本当に「安心」を感じることは出来ない。ヒトはそういうデザインになっている。
ほんとうに安心したかったら、備えるのではなく、「つながる」ことなんだと思う。
トイレットペーパーなくなっちゃった!お隣さん、一つ余ってたらもらえませんか?いいよー^^
(もしくは、ごめんうちにもないの、どこにもないみたい。・・・じゃあ一緒になにか代わりになる葉っぱを探しに行きましょう?!笑)
これが出来たら、自分が余っている時、足りなくて困っている人がいないか自然に気にするだろう。
わたしは今回の騒ぎで正直、ああ、日本の教育は決定的に間違ったんだな、と思った。
自分の頭で考えること、つながること、分け合うこと。
そういう「みんなでしあわせになる力」を耕してこなかった。そのことを自分も反省した。
この宇宙は「みんなで」がキーワードの宇宙。
これは宇宙物理学と、人体のことをやってきた私の心からの実感。
3.11のあと、人生が変わった人が多かったみたいに、わたしもなんだかガーンと目が覚めた部分がある。
そういう考えがある、ではなくてほんとうに「みんなで」を生きたいと思う。
もはや政治はほとんど死んでいると思いつつ、それでも全国で若い市長さんとかががんばって、考え、心を使い、最適解を提供しようとしているその姿など、希望を感じられることもある。古い態度と新しい態度の差がどんどん明らかになっていく。
山下 悠一さんが立ち上げたトランステックで意識をアップデートするプロジェクト「Human Potential Lab」にわたしも春から参画させていただく。
イノベーターを中心に、いままでははなから自己探求に興味がある人達しか知らなかったような意識に関する叡智を、プログラムとテクノロジーで啓蒙・教育していく事業だ。
テクノロジーという語感はなんとなく体温を感じず不安になる人もいるかも知れないけれど(たぶんその感覚は正しい)、わたしは「つながりを取り戻す」ことも、意識の変容のための重要な”テクノロジー”だと思っている。
ここではancient/古代からのテクノロジーもテクノロジーの語義に含める。
つながることも身体を整え精神を整えることも、古代から人々が脈々と受け継いできたテクノロジーだ。
この鎌倉の絶景カフェでのミーティングはその打ち合わせだったのです。
山下さんは宇宙人なので時々正直不安も感じる、笑
けれど、決してメカニカルなだけじゃないほんとうの安心とつながりのためのテクノロジーを、人々に提供したい。その思いで繋がれる。
「みんなで」がキーワードのこの宇宙を生きるために、「ともに」ここで何が出来るか探していこう。
Level1 4/14(火)@東京・神宮前 [詳細]
いのちと身体の学校
3/17(火)、5/14(木)@東京・神宮前 [詳細]
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