制限について思うこと

1/6 FBより

わたし、遺伝的に子供の頃から巻き爪がありまして
片足は中学生の時に手術をしたのですが
治りきらず
（と言うかその後、手術では治らないというのが
定説になったそうで！笑）

常に何か補正をしたり、治療を続けているんです。
あらゆることを試しまして
結局は、BSスパンゲという
ドイツ製のプラスチック状のプレートを
定期的（年に２−３回？）に貼り直す、
という治療法を選択しています。
(両足親指)

で、
なんとなく痛くなってきたので
今日また久しぶりにそのケアに行ってきました。

いやー、楽になるのです。
そんなに痛かった自覚ないのですが
治療が終わるといつも
ものすごく両足が軽くなって
ポカポカ血流がよみがえるのがわかります。

・・・てことはですよ、
つまりいつも結構痛かったんだと思います。
じわじわと
段々とすこ～しずつ痛くなってくるので
その痛みを、痛みとしては感じないけれど

ちょっとずつ足が緊張したり
ちょっとずつ歩き方でカバーしたり
そういうふうにして調整しているのでしょう。

それを
大変だとも
辛いとも
痛いとも自覚せず

自己調整力で何とかカバーしちゃうんだけど
（痛みに鈍くなる、っていうことも含めて）
確実にどこかのバランスに負荷をかけて
どこかに代償として制限を生んでいる。

帰りに
軽く暖かくなった足を感じながら

ああこれって人生もあること、
って思いました。

急激な変化は痛みとして感じるけれど
ジワジワと負荷がかかってくることには
鈍くなって、
無自覚に制限を受けているみたいな。

ココロの可動域も
そうやって狭まっていくのだと思う。

ちょっとグロい話ですが
カエルってね・・・
熱いお湯にいきなりいれたら逃げ出すけど
徐々に温度を上げていくと
それには気づかずにそこで死んでしまうのだって。

その話を聞いたとき

あー、自分に心地よさをちゃんとあげよう！

って思った。

こんなもんだよね、
って、いろんなことをガマンして鈍くなっていくことって
最後のカードにしておきたい。

「もっとより楽で自然なあり方があるんじゃないか？」

これを探すことを、
クラニオのクラスでもPBMでも大事にしています。

いや、私はこれで大丈夫、
なちょっとの犠牲心は
こんなもんだよねというあきらめと紙一重。

あきらめてるって、
ある意味楽ではあるけれどね。

でも成長を伴った「受容」とは
まったく違うもの。

大丈夫、じゃなくって
ほんとに心地よくリラックスしている感覚を
もっと貪欲に探して
自分に味わわせてあげていい。

それが
自分を大事にする、っていうことの
具体的なひとつのやり方だと思う。

今年は
痛くなるもっと手前で^^;
ちゃんと自分の足をケアしてあげようと思います。

（あと、ゆきさんのピラティスでも
改善の可能性を感じている♪）

気をつけよう、
「こんなもんだよね」のあきらめと
「大丈夫です」のちょっとの犠牲。（標語的な）

より自然で楽なあり方を
自分のために探して
味わわせてあげよう。

それが世界に対するやさしさの
土台になるから！

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