更新が遅れまして、失礼しました。
先週の一門の対局は月曜日、棋聖戦二次予選で近藤誠也八段が郷田真隆九段に勝利しました。
携帯中継があり、先手が近藤八段で相矢倉となり、後手のスズメ刺しにバランス重視の土居矢倉で対抗となりました。
▲2四歩から棒銀をさばき、うまく手を作っていきました。
全部の駒をさばいて食い付き、最後は▲3三龍捨てで鮮やかな寄せでした。
次は羽生善治九段と本戦トーナメント入りの一番です。
この対局も楽しみです。
火曜日は注目のA級順位戦で渡辺明九段と佐藤天彦九段の対局は佐藤(天)九段の角交換向かい飛車のスタートでした。
戦いが始まった中盤戦の41手の昼食休憩の場面で渡辺九段は体調が思わしくなく、無念の投了となりました。
こちらの記事にあるようにまだまだ膝の手術後大変なようで、早く良くなってほしいです。
水曜日は棋王戦予選で私は小山怜央四段に負けでした。
小山四段の先手で角換わり腰掛け銀に右玉で対抗しました。
戦いが始まった時はまずまずと思っていましたが、玉頭になる7筋の位が大きかったかもしれません。
その後△4四歩の垂らしが巧妙でした。
少しあとに次の一手をどう指すか迷い、大きな悪手を指してしまいました。
結果は大差のついた完敗になり残念だったです。
この日の棋王戦予選では松尾歩八段が千葉幸生七段、宮田敦史七段が佐藤紳哉七段にそれぞれ勝利しました。
松尾八段の対局はとなりでしたので、少し見てみると珍しく四間飛車穴熊でした。
四間飛車はデビュー当時は少し指していましたが、穴熊は珍しいです。
ただ奨励会のころは穴熊は多く、なつかしい感じがしました。
とです。
王座戦二次予選で石井健太郎七段が三浦弘行九段に勝利しました。
携帯中継があり、相掛かりで後手の石井七段が横歩を取って、▲8二歩で桂損となりますが、バランスが取れている展開でした。
三浦九段はかなり調べていた戦いで、終盤に入る70手あたりで持ち時間がまだ7分しか使っていない状況でした。
ただ石井七段もまだ3時間半残っているので、ある程度想定内だったでしょうか。
難解な戦いで、△1三桂が渋い好手だったようです。
その後は91手までうまく勝ちました。
次は及川拓馬七段と予選決勝で、本戦トーナメント入りの一番になります。
木曜日はC級2組順位戦で石田直裕六段が折田翔吾五段に勝利しました。
石田六段はこれで順位戦は5勝4敗と勝ち越しました。
最終局も勝って6勝で終えてほしいです。
今週の一門の対局は今日火曜日、C級1組順位戦で宮田敦史七段が出口若武六段とです。
宮田七段は現在5勝3敗です。
順位戦はあと2局、連勝で終えてほしいです。
水曜日はB級2組順位戦で松尾歩八段が及川拓馬七段とです。
松尾八段は今期は調子が悪いですが、残り連勝してほしいです。
木曜日はB級1組順位戦で近藤誠也八段が三浦弘行九段と、石井健太郎七段が大石直嗣七段、大橋貴洸七段が斎藤慎太郎八段とです。
近藤ー三浦戦と大橋ー斎藤戦は携帯中継があります。
来週の月曜日は王将戦一次予選で大橋貴洸七段が高田明浩五段とです。
携帯中継があります。
所司一門将棋センターの方では火曜日に大人教室と木曜日と日曜日に中級クラス教室をこなしました。
土曜日は将棋会館でABEMAのエントリートーナメントの予選がありました。
私は1勝だけしました。
所司一門将棋センターの大会やイベントは下記です。
パンダに挑戦 15日(土)、22日(土) 14時から挑戦お待ちしてます。
将棋大会 11日(火・祝) 有段の部 将棋大会 24日(月・祝) 級位者将棋大会と交流会 10時受け付け10時20分開始します。
事前申し込みのご協力をお願いします。
近藤誠也君がA級八段になり、今年の5月あたりに祝賀パーティーを行うことにしました。
名称は近藤君だけにするか、所司一門祝賀パーティーにするかはまだ決めていません。
日程の候補は5月18日日曜日の午後5時前後で市川の山崎製パン企業年金基金会館を仮予約しています。
パーティーの前に2時程指導対局のイベントも考えています。
ただまだいろいろ都合をチェックしながら決定していきますので、また決まり次第お伝えします。
この日行う場合は、この会場は午前からは取れなかったので、記念将棋大会はまた別で検討していきます。