なんとなく不機嫌な毎日を卒業する3つの習慣

 

 

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❍ 私はいつも、なんとなく不機嫌だった

 

今思えば、あの頃の私は、

「なんで私ばかり」「どうしてこんな思いをしなきゃいけないの?」

そんな言葉が、心の中でいつも渦を巻いていました。

 

特別な出来事があったわけじゃない。

でも、気づくといつも眉間に力が入っている。ため息が出る。

 

まるで「軽い不機嫌」が、私の標準モードになっていたんです。

 

❍ 学びの中で気づいた現実をつくる力

 

どうして私はこんなに不機嫌なんだろう?

その意味を知りたくて、本を読み漁り、セミナーにも通いました。

 

そしてある時、ふと耳にした言葉が胸に刺さりました。

 

「あなたが出している気分が、現実をつくっているんですよ」

 

最初は半信半疑でした。

でも思い返すと、たしかに私は嫌な予感ばかりを感じていた。

そして不思議なほど、その通りの出来事が現実になっていたんです。

 

つまり、私の不機嫌が、私の現実を不機嫌にしていた――。

 

気づいたとき、思わず笑ってしまいました。

「結局、私が自分の世界をつくってたんだ」と。

 

❍  不機嫌は「防御反応」だった

 

実は、不機嫌って悪い感情じゃないんです。

むしろ「これ以上傷つきたくない」という心の防御反応。

 

たとえば、期待して裏切られた経験があると、

「もう期待しない」という鎧をまといます。

その鎧が「無表情」や「無気力」や「不機嫌」として現れるだけ。

 

つまり、不機嫌な私も、

「これ以上傷つかないように守ってくれていた」

大切な一部だったんです。

 

そう思えたとき、

「不機嫌から卒業する」ことは、

自分を責めること”ではなく自分をゆるめること

なんだと気づきました。

 

❍ 不機嫌から卒業する3つの習慣

 

ここからは、私が実際に取り入れて効果を感じた3つの習慣をご紹介します。

 

☆ 朝の“気分リセット”宣言

 

朝起きた瞬間に、「今日はどんな気分でいたい?」と自分に聞く。

いい一日になるではなく、

ご機嫌でいたいを選ぶ。

 

私の場合、寝ぼけた顔で鏡を見ながら、

「今日は笑顔でいこ」とつぶやくところから始まりました。

最初は形だけ。でも不思議とその日、笑顔が増えたんです。

 

ご機嫌カードを1枚引く

 

1日のスタートに、ご機嫌カードを1枚選びます。

「小さな“ありがとう”を探してみよう」

「今日は空を見上げよう」

 

そんなカードの言葉が、

無意識の不機嫌をふわっとほぐしてくれる。

 

忙しい朝でも、わずか10秒で意識のスイッチが入ります。

 

夜の“ご機嫌ノート”で締めくくる

 

夜、ノートに「今日よかったこと」を3つだけ書く。

最初は“なんとなく”でもOK。

 

たとえば

・お茶が美味しかった

・天気が気持ちよかった

・誰かと少し笑えた

 

小さな出来事を見つけることで、

脳が“幸せを探すクセ”を覚えていくんです。

 

❍ ご機嫌は努力ではなく、選択

 

昔の私は、「ご機嫌でいるなんて無理」と思っていました。

でも実際は、ご機嫌は“頑張るもの”じゃなく、“選ぶもの”。

 

朝1分の意識、夜3分のノート。

たったそれだけで、

不思議と現実がやわらかくなっていきます。

 

❍ あなたへ

 

もし今、毎日が“なんとなく不機嫌”なら、

それはあなたが悪いわけではありません。

 

ただ、少しだけご機嫌の方角を見失っているだけ。

 

今日から、1日のどこかに

「ご機嫌になれる小さな行動」をひとつ入れてみてください。

 

それが、あなたの現実を変える最初の一歩になります。

 

❍ まとめ

 

不機嫌な日々を卒業するとは、

無理に笑うことでも、人に合わせることでもない。

 

「自分の気分を、自分で選び直す」こと。

 

そして、その選択を支えてくれるのが、

ご機嫌カードとノートです。