誰にも言えない孤独を、“ご機嫌”がやわらげてくれた
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❍ ひとりの時間が、ただの“空白”に感じていた頃
家族がいても、誰かと話していても、
なぜか心が満たされない。
あの頃の私は、そんな“形のない孤独”に包まれていました。
テレビの音が響く部屋で、誰もいない夜の食卓に座る。
「このまま年を重ねて、何が残るんだろう」
そんなことを考えるたびに、胸がきゅっと締めつけられました。
「贅沢な悩みね」と言われるのが怖くて、
誰にも話せなかったんです。
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❍ ある日、ご機嫌カードをめくって出会った一枚
そんなある日、
私はいつものように机に座り、ご機嫌カードを1枚めくりました。
そこに書かれていたのは、
「外に出て空を見上げる(曇りの日でもOK)」 という言葉。
正直、その時の私は「そんなことで何が変わるの?」と思っていました。
でも何となく、玄関のドアを開けて外に出てみたんです。
冷たい風が頬をなでて、
空を見上げたら、薄い雲の向こうにほんの少しだけ青が見えました。
その青を見て、不思議なことに涙が出ました。
理由なんてないのに。
ただ――
「私、生きてるんだな」と感じたんです。
❍ 意外な視点:孤独は“外の世界”を閉じてしまう
孤独を感じている時、
私たちは無意識のうちに世界の扉を閉じてしまいます。
見えるのは、家の中。
聞こえるのは、心の中のネガティブな声ばかり。
でも実は、孤独をやわらげるのは「誰か」ではなく、
“外の空気”や“自然”だったりするのかもしれません。
空、風、光、花――
それらは、何も言わずに私たちを包んでくれます。
ご機嫌カードの言葉は、それを思い出させてくれる小さな合図なんです。
❍ 私が続けている“ご機嫌ノートのひとこと習慣”
外に出たあと、私はノートにこう書きました。
「今日は空がきれいだった」
「風が少し冷たかった」
「空を見上げたら、泣きたくなった」
それだけ。
でも、ページにその日の“感じたこと”を残すと、
「私は今日もちゃんと生きた」と実感できるんです。
孤独な夜にノートを開いて読み返すと、
過去の自分が「だいじょうぶだよ」と語りかけてくるようでした。
❍ あなたへ
もし今、
誰にも言えない孤独を抱えているなら――
どうか無理に人にわかってもらおうとしなくていいです。
まずは、
あなた自身が「私の心は、ここにいるよ」と認めてあげてください。
空を見上げる。
お気に入りのマグカップを持つ。
ノートを1行だけ書く。
そんな小さな“ご機嫌のしぐさ”が、
孤独を少しずつやわらげてくれます。
❍ まとめ
孤独を消そうとしなくていい。
“ご機嫌”は、孤独の反対側にあるものではなく、
孤独といっしょに生きていく力。
今日も、空のどこかに青があるように、
あなたの心にも、ちゃんと光は届いていますよ。


