そもそも、
卵巣がん根治術をしていただくにあたって私が腹腔鏡下手術にしたのは
*腸閉塞になりにくい(開腹手術より)
*リンパ浮腫になりにくい(開腹手術より)
という、術後のQOLに大きく関わるリスクを減らせるからでした。
腸閉塞は今のところ心配になる痛みもなく経過良好です。
(術中に内臓が空気に触れると癒着しやすく、後々ひきつれるような痛みが出ることがあるそうです。
また、その癒着が腸閉塞の原因になることがあるとも伺いました)
リンパ浮腫についても主治医の先生は
「腹腔鏡の方が少ないですよ」
「kazuchikaさんはならないと思います」
と仰っていました。
私も「先生がそうおっしゃるならあまり心配いらないよね」
と思っていました。
私の経緯をまとめると、
2/24 手術
2/28 右太ももの内側がボヨンと浮腫む(入院中は病棟をグルグル歩き回る)
3/2 退院
毎日ではないけど出来るだけ歩く(4000歩くらい)
就寝時は足枕、マッサージ、肩回し、腹式呼吸、踵上げ など
3/16 診察(浮腫はほとんどなくなるが、少しだけ残る)
4/16 パート勤務復帰(5h/day、4day/week)
勤務中は、メディキュットハイソックス、肩回し、腹式呼吸、踵上げ など
この少しだけ残ったポヨンが、今日まで±0の状態で来ています。
一応ケアをしていましたが、このポヨンを私があまり心配していなかったのは、
先生の「ならないと思いますよ」というお言葉と、
それから、昔親知らずを抜歯した時に頬がすっごく腫れまして。
その時歯科医の先生が
「すっごく腫れちゃうと元通りにはならないことがある(少し腫れが残る)」
と仰って。ガ~ンとなった経験があるのです。
顔の輪郭って案外覚えていなくてすっかり元に戻ったかは分かりませんでした。
なので頭の片隅にその記憶があった私はこの「少し残った状態」も
「浮腫は引いても足の形はすっかり元には戻らないこともあるのかな」
くらいに思っていたのです。
実際、足が疲れやすい、重だるい、ピリピリする などの症状もなく
足取りも軽く歩いたり仕事をしたりしていましたし。
そして9/20のこと。
日中に負荷の重い作業をした日の夜に右下腹部がポヨンと浮腫んだのでした
(2,3日で引きました)。