土曜日、あいかわらず朝から暑い。この日は9月の2回目のイベント、学生時代のサークルの同期と卒業40年という名目で、1泊の予定である。1泊といっても名勝、景勝地に行くのではなく、大阪北部の箕面の某洋酒メーカーの研修所に宿泊し、屋外でバーベキューをする。もちろん酒はたくさんあるらしい。幹事のIさんの予定表では、13時に万博記念公園駅に集合し、太陽の塔の内部などを見学し、その後、箕面へ向かい、17時半からバーへキュー開始とある。

 万博記念公園といっても、話題の大阪湾のゴミの埋め立て地とちがいまっせ。1970年の万博会場である。いまは大阪モノレールが通っている。天王寺から行くには御堂筋線で北に向かい、千里中央でモノレールに乗り換えるのがフツーであるが、谷町線の終点の大日まで行ってもモノレールに乗り換えることができ、10円安い。守口、摂津、門真など、ほとんど未知の地域なので、大日回りにする。

 検索すると、実家から1時間30分かかるようだが、千里まわりも同様である。13時集合なのでアベノで昼飲みは無理なので阿部野橋駅構内の立ち食いうどんで昼飯。暑いので冷やしにしようと思ったら、なんということでしょう。冷やしにすると20円高いのである。10円浮いたカネが飛んでしまうので、熱いきつねうどんにする。そしてきつねうどんだというのに580円もするのである。最近、小諸そばや、ゆで太郎の値上がりが激しく行くこともないのだが、う~ん、高い。味は旨い。

 終点、大日駅でモノレールに乗り換えるために地上に出る。どのあたりにいるのかさっぱりわからない。周辺はもともと三洋電機の工場だったらしい。駅は守口市にあり、隣の門真市発の大阪空港行きのモノレールがやってくる。近畿自動車道が並行している。駅を出たモノレールはすぐ淀川を渡り、摂津市に入り、新幹線を越える。左前方に万博公園が見えているのだが、反時計回りにぐるっと迂回しながら、阪急京都線の南茨木駅を通り、名神高速との接続地の吹田ジャンクションの横を通り、無事、12時46分、万博記念公園駅に到着。つづく。