TBSで惜しまれつつ放送終了したゴロウ・デラックス。
当地で放送されているRKB版のゴロデラは今日の放送が最終回でした。
ゲストはTBS版の最終回と同じく、沢木耕太郎さん。
バラエティー番組初出演の、もはや伝説と評してもいいノンフィクションの大家が出演してくだったこと自体が、ゴロウ・デラックスという番組の価値を示している気がしました。
何百人もの素晴らしいゲスト。
「担当作家がゴロデラに出演決定した」と大喜びしてくださった出版関係の方々。
この番組を作り上げてくださったTBSスタッフ陣。
そしてもちろん、外山さん、小島さん、山田くんといったレギュラー陣&吾郎さん。
すべての方々に対して、感謝の気持ちでいっぱいです。
近来稀に見る良質な番組を8年間に渡って届けていただき、本当にありがとうございました。
最後の朗読は、吾郎さんが「大好き」だというフレーズ。
あの文章を好きだということそのものが、吾郎さんを応援する人すべてに向けた、吾郎さんからのメッセージなのでしょうね。
恐ろしいのは、犬の吠え声ばかり気にしていると、前に進めなくなってしまうことだ。
犬は吠える、がキャラヴァンは進む――。
(沢木耕太郎著「銀河を渡る」より)
またいつか、どこかでお会いできる日を楽しみにしています。