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厳冬の奥穂高岳に・・・・・   (その2) 釜トンネル

云十年ほど前に歩いて通過した旧釜トンネルは1車線だった

なぜ歩いたか・・・
晩秋の奥穂高岳を目指して来たが
台風で沢渡と中ノ湯の間で道路が崩落して通行止め
止むを得ず
旧釜トンネル手前から歩くことになった

結果として
涸沢まで行けず徳澤園で幕営
翌日
奥穂をあきらめ
北穂高岳を往復した思い出がある



新釜トンネルは7mくらいの幅がある2車線隧道
 


全長は1.3km
標高差が100mほどある
両脇に1mほどの歩道がある

トンネル内部は照明がなく非常灯がわずかにある程度
ヘッドランプは必携だ
雪や氷は無関係で乾燥しきって寒気が肌を刺す



ところどころに退避場所があり照明がある
入山するにあたっての注意看板前で一休み




真っ暗の中でフラッシュ撮影すると
こんな感じとなる
 わかるだろうか・・・・
この白っぽい斑点は・・・・

工事用の大型ダンプの通行で舞いあがっている
粉塵だ
 
 

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トンネルを抜けると
紺碧の空に白銀の焼岳の山頂部が見える





かすかに噴煙をあげているのが・・・
 
  


しばらく
工事用に除雪された道路の歩きが続く
路面が凍っているのでスノーシューを履いての歩きである
 
 
その2はここまで


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梓川に沿った新雪の中の
大正池
田代池
小梨平
などへ続く


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厳冬の奥穂高岳に・・・・・   (その1)

厳冬の奥穂高岳に・・・・・
登りに行ったわけではない
とても厳冬期の奥穂高岳には登る実力などあるわけがない

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厳冬の上高地へ行って奥穂高岳の雄姿を観よう!
と言う計画を実行した

天候によって
猛吹雪にでも出遭ったら体感温度は氷点下20℃前後にもなるだろう


無雪期の上高地はバスやタクシーで河童橋付近まで乗り入れられるが
積雪期は釜トンネル手前から歩いて上高地へ向かうことになる


前日から宿泊した乗鞍高原の『山荘やまよし』の
http://www.i-sks.com/yamayosi/
早朝の外気温は氷点下15℃だった
満天の星空が明るくなってきて無風快晴の好天気が予想できた
 



(途中略)


釜トンネル入口まで宿のマイクロバスで送迎していただいた

ここから
1.3kmの釜トンネル抜け
大正池
田代池
田代橋
中ノ瀬園地
河童橋から更に
小梨平までスノーシューで往復してきた


素晴しい奥穂高岳周囲の山並みを紹介しよう

釜トンネルを抜け
左手に焼岳を見あげながら進むと
正面に岳沢を抱え込むように左側の西穂から奥穂
更に吊尾根を右に進むと前穂、明神岳へと続く稜線が一望できる
 




大正池から望むとこのような光景となる
池面に映る穂高連峰の方が迫力があるように見える
 




幻想的な光景
 





西穂から間ノ岳、天狗の頭、ジャンダルムから奥穂への稜線
 




吊尾根から前穂、明神本峰から最南峰への稜線
 



左手に観ながら通り過ぎた焼岳も大正池から観ると雄大である
 




有名な河童橋から観る岳沢を抱え込む穂岳連峰
時間の経過とともに紺碧の空も変化してくる
 




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取りあえず
快晴無風の厳冬期の
岳沢を抱き抱える穂岳連峰の紹介まで


(続く)




アフロヘア?・・・ソバージュ?・・・

アフロヘア?・・・
ちょっと違うな~

ソバージュ?・・・
でもないな~



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モデルさんは
『自分の毛なのよ!』

と言っていた
 


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グレー色のパステル用紙に木炭で描いて
水彩絵具で軽く彩色した
 



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             コンテデッサン・水彩・パステル    木炭紙版(F15号)
 


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後ろ姿は真っ赤なパステル用紙を使ってみた
 





 
                   コンテデッサン    木炭紙版(F15号)



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3枚目は茶色のパステル用紙に茶色のコンテでデッサンした
 





表情は少し似ているかな
 





 





 
                  コンテデッサン     木炭紙版(F15号)


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固定ポーズであったが
各場所を変えながら
3枚デッサンした





春よ・・・早く・・・来い・・・!

先週の前半は豪雪地帯に雪掘りで伺った
週末から再び大雪との戦いがまだまだ続きそうだ





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その先週後半の金曜日午後は春を感じさせる花々を描いていた

ブログアップするのが遅れていたので
描いた
スイセン、ポピー、スイートピー、などなどは
萎れかけてきている

元気なものは一輪挿しにして部屋の隅で頑張っている
 


描いた絵は
枯れることもないが

描いた時に
活き活きさや表情が沈んでいれば
その状態が続く

さて
描いた
スイセン、ポピー、スイートピー、などなどは
どんなものになったのだろう

*****



描き始めたときに蕾だったポピーは
室内の暖かな空気に見る見るうちに咲きだしてくるだろう

そんなことを想定しながら
開くであろうポピーを考えながら構図を決めて描き始める



予想通りとなってくる
この通り
完全に開いたポピー
少しづつ開いて変化するポピー
時間が経っても殻を破れない蕾のポピー
 




中央に鎮座するユリに似た花の名前はわからない
 




白いポピーもいいね
 




ポピーのやわらかな花びらをどう表現しようか
と思っているうちに時間が過ぎていく
 




この花々も輸入されてきているのだろうか
房総半島などでは既に咲いているのだろうか


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同じ花瓶に活けてあるものを方向を変えて2枚描いた


最初に描いたもの           2枚目に描いたもの
   
  





最初に描いたもの

                     春よ来い          水彩    F10号




2枚目に描いたもの
 
                   春よ来い          水彩    F10号




本当に春が早く来ればよい

と思いながら

でも

ウィンタースポーツの楽しみはこれからだ

とも思っている



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遅ればせながらの雪掘り

この冬は
山陰から北海道までの日本海側の地域が
昨年末以来繰り返して大雪に見舞われている


訪れた越後の豪雪地帯でも
昨年の12月に3回ほどの雪掘りを済ませ

1月になって既に3~4回の雪掘りを強いられているとのこと
この下旬になって一段落しているらしい


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その一段落している今週前半に越後まで雪掘りに出かけた

当然、雪掘りを終えた多くの家屋の屋根の積雪はわずかである
 




居住している家屋は既に6~7回の雪掘りを終えたことになっている
しかし
過疎化が進んでいる集落には居住していない家屋もあり後回しになっている
そこで
2回ほどしか雪掘りをしていない居住していない家屋の雪掘りを行なった



その民家は道路沿いにある
この地域の積雪は3mほどだろう
屋根の上には1mほど積もったままになっている
 
梯子は掛けたままになっている
 
正面の玄関先から観るとこんな感じとなる
もちろん居住していないのでどこが玄関かわかりにくい
 




早速、裏側に廻り
庇下に残っていた雪を取り除き2階の窓下くらいまで平坦にする
屋根から落とす雪の落とし場所を確保するためだ
 




周囲に屋根の雪の落とし場所を確保したあと
屋根からの雪下ろしになる
このような屋根の庇ぎりぎりでの作業は地元のベテランしかできない
 




地元のベテランが屋根周囲の庇ぎりぎりを落としたあとから
屋根全体の雪下ろしをお手伝いした
 



滑らないように注意しながら腕力勝負の作業が続く
終わってみれば庇から道路まで雪の斜面で埋まってしまう

この雪のあと始末が大変だ
 



道路に落とした雪は投雪機で綺麗に整理するが
 


庇の下はふたたび腕力勝負が続く
もちろん
庇下も取り除き積雪高さまで平坦にする
次に積もるであろう屋根の雪の落とし場所を確保するためだ
 




この繰り返しを
既に6~7回行っていると聞くと
その大変さが解ると同時にご苦労に頭が下がる

春が来たときの地元の方々の喜びの大きさが本当に理解できる




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蛇足であるが楽しみな時間のひとこま
 
 
 
 地元産?羊の肉
 

  
 


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帰路に立ち寄った納屋もこの通り埋まっている
手前と奥の入口への通路の除雪はトラクターで行なったようだ
 



2階の窓をアップして観ると

秋に来て刈り取った茅が貯めてある



大豆や蕎麦畑で活躍したトラクターに
投雪用のアタッチメントが取り付けられて活躍しているようだ
 
 



 
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ブログを書きながら
TVからは週末の天気予報が流れているのが気になる

新潟地方の山沿いは
70cmの積雪と言っている

7~8回目の雪掘りになるのだろう
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