「笑うマトリョーシカ」第6話。
1995年、愛媛県松山市。
高校の入学式の日、鈴木は父親の宇野耕介が逮捕された時のことを思い出していた😔
母親に松山では自分の旧姓の鈴木を名乗るようにと言われ…
そこに清家が現れ、鈴木に自己紹介をして「良かったら友達になってくれない?」と。
佐々木も自己紹介して。
総理に呼ばれた清家。
鈴木の妻・由紀が山中の事務所に来て道上が鈴木の事故の加害者の所には山中と行ってと指示。
道上は鈴木と話してみると。
高校1年の時、鈴木は母から父が自殺したと連絡を受けて葬儀に参列。
清家と佐々木も葬儀に来て。
鈴木は清家に「生徒会長に立候補しろ」と。
「俺がお前を政治家にしてやる」と。
清家は鈴木を抱き締め「ありがとう、俊哉くん」と。
道上は浩子がタクシーに乗る所を見かけて。
そして清家が官房長官になったことを知った道上。
鈴木も清家に「史上最年少には及びませんが、この歳で官房長官、本当にご立派です」と🤝
清家は鈴木を抱き締め「ありがとう、俊哉くん。やっと2人でここまで来たな」と。
山中と由紀は鈴木の加害者と会って。
山中は加害者に「この女性、ご存知ですか?」と浩子の写真を見せて。
道上は浩子を乗せたタクシーの運転手に話を聞いて。
浩子は新宿高場町商店街で降りた模様
清家の官房長官就任のお祝いに佐々木が松山から駆けつけて。
1996年、高校2年の時、鈴木は学園長(当時は担任)に清家が生徒会長選に出ることになったと報告して、政治家の演説を参考にしようと思ってると相談。
担任は和田島芳孝がいいと言う。
そして鈴木は清家や佐々木と一緒に和田島の会見の映像を観て。
清家は和田島に貰った時計の話をして。
でも会ったことないと。和田島は自分が息子だということも知らないと。
鈴木は「知らなくたっていいじゃん」と。
「お前の体には和田島芳孝の血が流れてるんだ。自信持て」と。
鈴木が帰宅すると道上がいて。
国会の近くで浩子を見たと。
由紀は鈴木の加害者と会ったけど何も分からなかったと。
道上は兼髙の取材ノートが盗まれたことを話して。
取材ノートにはBG株事件に関わっていたかも知れない政治家の名前が書かれていて羽生総理と諸橋大臣の名前も
鈴木の父に罪をなすりつけた黒幕かもと…
浩子が盗ませたと。浩子が実家のお店に来たことも話した道上だが鈴木は「何も分かりません。もう20年近く会っていませんから」と😔
実家のお店で清家は山中に「新宿の高場町って行ったことあります?」と。
するとアルバイトの凛々が行ったことあると。友達が近くの「在留外国人なんちゃら」に用事があって1回行っただけだと。
清家の「外国籍の子どもたちへの支援拡充」の会見を思い出す道上。
道上は在留外国人支援機構に行って。
鈴木は清家に定例会見の原稿を渡して。
高校2年の生徒会選挙演説の前に鈴木は清家にアドバイス。
感極まっても絶対に泣くなと。
「たかが高校の生徒会長選だ。引くやつは一気に引くから」と。
でも清家は涙して泣きながら演説。
そして生徒たちは拍手
在留外国人支援機構の方に浩子のことを聞くと先日寄付をしてくれたと。
ヘイトスピーチ厳罰化の話をしていたと。
清家も定例会見でヘイトスピーチ厳罰化の話をして。
浩子は和田島のお墓に清家の官房長官就任を報告。
2006年、愛媛県松山市。
清家は演説で武智が不慮の事故で亡くなったことを話し「私は道半ばで亡くなった武智先生の無念を晴らすためにこの場に立たせていただいております!」と
そして和田島が応援に来て「清家くんは愛媛が誇る政治家になる!よろしくお願い致します」と。
和田島と握手するように言われた清家は「ありがとうございます」と言って手を出し、その手を引いて清家を抱き締める和田島。
鈴木はその演説会場に浩子がいたのを見かけて…
道上は山中と由紀に浩子が在留外国人支援機構に多額の寄付をしていることを話して。
清家のヘイトスピーチの内容も浩子がここで話してたことと同じだと。
浩子の居場所は分からないので由紀は清家の論文を世間に公表すると。
でも道上と山中はそれを止めて。
すると青山から連絡があり、明日、清家のゴシップが週刊誌に載ると
内容は鈴木が宇野耕介の息子だという記事で。
道上は「会ってお話したいことがあります」と言って鈴木を呼び出したが「アンタか週刊誌に売ったのは!」と鈴木
道上「おそらくあれは浩子の仕業です」。
ヘイトスピーチの厳罰化の話も浩子が在留外国人支援機構で話していたことだと。
鈴木「清家が私を裏切るはずない!私がいないと駄目なんだよ」。
清家の事務所には問い合わせの電話が殺到☎
清家は鈴木を2人きりの部屋へ呼び「ありがとう俊哉くん。ここまで引っ張ってくれて」と。
そして高校の入学式の時から今までのことを語る清家。
生徒会長選で「「みんなが引くから絶対に泣くな」って言われたのに泣いたことがあったよな。あの時本当は泣くつもりじゃなかったんだ」と。
「あれは感極まったら素直に泣いていいんだって、そう言われたから」と…
「俊哉くんならきっと僕の力になってくれる。僕の願いを叶えてくれる。だから仲良くしなさいってそう言われてきたから。俊哉くんは手放すな…って」。
「でもこれだけは信じて欲しい。君は僕にとって特別だった。特別な友達だった」と。
だから秘書になって欲しいって頼んだと。
「出来れば僕がこの国のトップに立つ所を君に、そばで…見届けて欲しかった」。
そして清家が初当選した時に飾った「生者必滅会者定離」という額縁に触れ…
「生きるものは必ず死に、出会った者は離れることが定め」という意味の言葉だが…
「政治の世界も出会いと別れを繰り返すものだと思うから、時に心を鬼にして古いものと決別しなければならない。そういう局面が必ず出てくると思うから」と当時、語っていた清家。
そして現在。
その額縁は「母に貰ったものだよ」と。
清家「この先、何が起きたとしても君のことは忘れない。話は…それだけだよ」。
政策担当秘書の坂本が鈴木に謹慎を言い渡し。
鈴木「クビの宣告か」。
坂本「先生の言葉を伝えに来ただけです」。
坂本が帰った後、鈴木は清家に秘書を頼まれた時のことを思い出し…
鈴木「俺がお前を政治家にしてやる」。
今までのことを思い出して泣く鈴木
そして清家は囲み取材で政務秘書官を鈴木俊哉から坂本一紀に交代することを発表。
清家「例え本人に非がないとしても国民の皆様にご心配やご迷惑をおかけし、法的立場にある者としてふさわしくないと判断したのです」。
道上は鈴木に電話するが繋がらず…