ブログに書くのも憚れるような、大問題な発言をした吉野家の（元）取締役さん。報道などから、そのあからさま女性蔑視、（自社製品）の牛丼蔑視などに呆れるばかりですが、

問題発言から、ふと自分の心の内には表には出さない差別意識があるのではないのではないかと考えさせられてしまいました。アラ還の自分ですが、今までの経歴で、重度知的障害者の方や、生活困窮者、様々な依存症の方などと接する機会がありました。若気の至りとはいえ、今正直に思い返すと、「なんで自分がこんな仕事をしなければならないんだ。」とあからさまな差別意識をもって仕事をしていました。重度知的障害者施設では入所者の方からツバを吐きかけられ大激怒したことを鮮明に覚えていますが、今思えば、その方の境遇（多分家族からも受けてきたであろう差別）に心寄せるべきだったのではないかと思います。当時は心に余裕もなく別の職場に異動することばかりを考えていて、「もっと親身になって取り組むべきだった」と・・・そして、現在３歳の孫がいる自分ですが、その真っ直ぐできらきらする瞳を直視できるようになっているのか、未だ心の内の中に、表には出さない様々な差別意識があるのではないかと、なんとなく心が苦しくなってきました。みなさんの「心のバリアフリー」を身につける方法を教えてくださいね♪

吉野家（元）取締役の発言から、自身の心の内にある差別意識を考えてみました。