さんぽは予定してなかったが、結局近江八幡をしっかり歩いてしまった。八幡堀→かわらミュージアム→日牟禮八幡宮→近江兄弟社資料館・ヴォーリズ像→新町通りの伝建地区→慈恩寺町通りのヴォーリズ記念館→ボーダーレスアートミュージアムNO-MA→仲間町通り。

八幡堀に近い元八幡地区は、かつての近江八幡の中心。商家街の新町を始め、魚屋町・博労町など職種ごとに町割と通りがのび、どこを歩いても古い街並みに当たる。仲屋町通りはかつての目抜き通りで、国鉄バスのターミナルを中心に商店が軒を連ね大変な賑わいだったという。今も飲食店が集まる中心街で、近江牛の西川や久ぼ多屋もこの通りに。また中山道に並行して、通信使が歩いた朝鮮人街道も残っており、市街を鍵に折れながら横切り随所に道標も見られる。

コンパクトに巡れば1時間ちょっと、アップダウンもなくさんぽに向いた街並みである。