
ボウゼ(エボダイ)の姿寿司が名物の千草食堂、すだちうどんのあさひ食堂を見て、徳島中央公園を後に徳島駅の構内を跨線橋「汽車の道」で渡ります。留置されている気動車を眺め、徳島駅付近の繁華街へ。八百屋町交差点から両国橋通りを通り両国橋へ。欄干に阿波踊り像が立っています。
新町川水際公園は、街の中心部を流れる新町川に沿って整備された公園。吉野川の河口に位置し、吉野川水系の支流が錯綜する徳島市街は、駅を中心とした市街地は助任川と新町川に囲まれた三角州で、形から「ひょうたん島」と呼ばれます。新町川水際公園はそんな水の都を象徴する、川沿いの公園です。
橋のたもとには「ひょうたん島クルーズ」の乗り場が三角州を一周、船から市街を眺められます。護岸には阿波青石とみかげ石を使っており、水辺には段状のテラスやバルコニーが。飛び石で池の水面を渡りながらさんぽできるなど、随所で水と親しめるつくりになっています。藍蔵風のデザインのシェルターから、ふれあい橋で対岸へ。橋の上から上流方面を臨むと、公園は新町橋まで続いてます。
渡った先の「しんまちボードウォーク」は、流れに沿って木の遊歩道が続き、ぬくもりあるたたずまいです。夜間はLEDによるライトアップも名物。ふれあい橋は阿波に伝わるタヌキの物語を、虹色に彩ります。沿道にはベンチのほか、水辺に面したテラス席もある飲食店も。新町橋東公園には水上ステージが。乗ってみると間近に見上げる新町橋。水の街を実感できる眺めです。