はりまや橋あたりには、アーケードの商店街が集中。はりまや橋商店街は県産の木材を使ったアーケードで、鮮魚店街の「魚の棚」も途中にあります。帯屋町のアーケードを高知城方面へ、はりまや橋通りから一番街へ入ると、サンゴ加工品の店や土佐料理の店が点在しています。町名は同名の豪商がゆかりで、あたりには藩主や家老の屋敷がありました。先のエリアへ入ると、地元客向けの店が集中。産地らしく、サンゴの装飾品は、手頃な値段のものも揃います。また土佐や黒潮の魚介が豊富で、散策後に界隈での食事もおススメです。

日曜市の追手筋に面したフードマーケットが、ひろめ市場。7つのブロックからなるフードコートで、名は土佐藩家老の屋敷跡が由来です。界隈の山海の幸が集まる「竜馬通り」から入ると、随所にテーブルが配され、買ったものをここで味わう仕組み。お城下広場・自由広場には広い飲食スペースが設けられ、賑わってます。店頭を眺めると、土佐天にどろめ、クジラにウツボ、鯖寿司など、土佐の魚介がズラリ。カツオのたたきは藁焼き実演もされています。一杯売りで飲み比べも刺身、惣菜、珍味など、酒の肴に事欠きません。酒は酔鯨に司牡丹などの地酒が揃い、隣同士もいつのまにか杯を交わして土佐の夜が深まります。