
真締川にかかる新川大橋付近に続く真締川公園は、まだ彫刻の街を展開する前の50年前の作品も展示する、古くからの彫刻公園である。
・空の天秤(関根伸夫作)…ステンレスが空を映し、据えられた石が浮いて見える
平和通りを渡った下流側には
・WIG-A(清水九兵衛作)…四角の建物の中にあって風景を丸くする作風
・THE MAN(コンスタンティン・セリカノフ)…細身のシルエットの男性像。どこかへ向かうかのような足の動き
・支え合う螺旋(木戸 修作)…クルマのライトが当たることで、夜に動いて見える
いずれも配置は作風によって、作家の意向を考慮して決めているという。真締川公園上流にも山口大医学部付近に、鉄骨の重さで重心をとる「メリッサの部屋」、巨大な犬の首をモチーフにした「大首」などの作品が点在。さらにめぐるのもオススメだ。
市街のアート散策はこれで終了、街中をもう少し歩いてみましょう。