久松公園から鳥取砂丘へは、西町からバスを利用して20分ほど。バス停は砂丘会館の前にあり、砂丘道路を渡って正面に第三砂丘列の丘が迫っているのが見える。登る前に、まずはビジターセンターへ。鳥取砂丘の成り立ちから自然、動植物などが学べる。ドームシアター「すなくら」で砂丘の迫力ある映像が見てから、パネル展示もチェック。「砂丘の自然環境と植物」には、強い日差しと高温、強風、砂に耐える不安定性の植物について。「砂丘の自然環境と動物」には、カゲロウなど極限環境の昆虫などに触れていた。また壮大で特異な景観は、さまざまな文学の対象にもなっている。

ビジターセンターの説明では、鳥取砂丘の砂は、中国山地から千代川で海へ、それが波で海岸へ運ばれて日本海の強い海風で内陸へ積み上がり、巨大な砂丘になったとあった。センター前の地図を頭に入れ、砂丘入口の木の階段を登ると、パノラマ案内板の先に180度の景観がいきなり広がり壮観だ。左方向にスリバチ、正面にオアシス越しの馬の背の砂山がそびえ、その奥に日本海があるという。砂丘というか砂漠に似合う、あの動物もチラリ。乗るだけでなく、近くでの撮影も有料なのだとか。

馬の背の頂上までは400メートル、行ってみましょう