
通天閣に登るのはいつ以来だろう。塔のたもとにある入口から、壁面の関西弁辞典を見ながら地下へ。チケットを買うとなぜか通天閣版うまい棒のおまけ付きで、展望台(「5階」とある)へはエレベーターを乗り継いで上がる。扉上には話題になった通天閣ロケットの映像が雄々しく流れ、打ち上がる寸前に108mの展望台へと到着した。
上層階側はキンキラキンにぬり建てられ、窓側に並ぶスタンプラリー式ビリケン七福神も金色。剥き出しでボルトが見えている鉄骨や、エレベーター上の階数表示の無骨さやらレトロさが、東京のあのタワーと別の世界観を醸し出す。新世界の各所で見てきたビリケンさんの「本尊」も修復されて安置されており、時下触れずエア撫でで痛めた肩の治癒を祈願しておこう。
景色は、また別途。