
駅前、アルカディアにほぼ隣接の「花びし」にて、喜界島×イカの丸干し。大任終えての打ち上げにて飲むなら、もてなし役として動き回っての空腹を満たし肩の力を抜いて傾ける、このコンビが似合う。
会議も無事終わり宴も盛り上がり、まずは盛会お疲れ様。慰労を兼ねて集う面々と、安堵の乾杯だ。次々頼む肴を次々平らげ、腹がひと心地したらさて、ボトルを入れての腹割り飲み。ワタごと干されこっくり味が豊かなイカをガシガシ、濃いめの島焼酎をグイグイ。強力な酒肴の導きで、話の様々な展開で、いつになくグラスの進みが早くなっていく。いつもの面々だかこれで最後の面々、心なしか杯がほろ苦き一期一会。
長くて短いような関わりを振り返れば、身になったことしんどかったことなど、思いが千々に巡る。終わりの区切りの杯は、先へ進む区切りの杯でもあり。活力満々前途洋々で、それぞれいざ踏み出して行こうか。一献一品の小さな酒宴、さらばだ天下泰平なり。