鯨の缶詰で鯨を鯨飲する。大和煮はやっぱ、牛肉よりクジラだ。甘ったるいタレに刻みショウガの爽やかさ、こりゃ男の肴だね。

世代的にそれほど常食はしていないのだが、どこか馴染み深く郷愁をそそる。日本人の魂に刷り込まれた味なのを、改めて実感する一献だ。