駅伝コースを走って下るか、天下の剣に登り挑むか。迷った上で早雲山からひと山越えて、大涌谷まで歩いてみることに。ハイキングガイドによれば1時間ちょいと、それほどきつくなさそうだ。

と、余裕で登山道に取り付いたら大甘。駒ケ岳方面への分岐までひたすらの直登で、つづらで巻いてるがそれ自体がきつい登りとなっている。マイペースで挑んでも途中で足が上がらなくなり、それこそひと巻きして1分休んで、の繰り返し。日頃のトレで脚力はそれなりに自信ありだったが、走る脚と登る脚は違うのか、とつくづく痛感する。

登り切れば気持ちいい尾根ウォークを期待したら、すぐ様滑るわ石ゴロだわの急な下りで、逆に気が抜けない。ピーク付近も道中も眺望があまりなく、わずかに仙石原方面と早雲地獄が木々から覗いた程度。大涌谷の荒涼たる眺めが広がり出したら、ホッとして束の間の展望散歩で締めくくった。

所要1時間20分だったが、いいトレにはなったが展望ウォークにはちと物足らず。観光客だらけの大涌谷はスルーして、さらに下ろうかな。