
今日見かけたネタ系フィードで、ブラックサンダーの駅アドに「ひと目で義理と分かるチョコ」とのコピーが添えてあるのを見た。義理チョコといえば、もうそんな時期。人生初の本命(とおぼしき)チョコの記憶をたどってみたら、確か小学校の高学年ごろ、よく見かける不二家のハート型のヤツだった。いわばブラサンと同レベルの、廉価量販タイプのチョコだ。
ついでに当時のバレンタイン事情を思い出してみたところ、ショップにチョコ売り場が特設されたり手作りのハウツーが話題になったりとかの盛り上がりが、今ほどはなかったような。その一方、義理とか友とかのヤワな概念もなかったため、一撃必勝の女子真剣勝負色が強かったような気もする。
小学生がお小遣いの中から意を決して買いに行き、ドキドキで手渡す。そんな30年ほど前の様子を回想してみたら、量販チョコでも想いがあるなら重いはず。バラマキ用なんちゃって手作りや、お返しのハードルをいたずらに上げるブランド義理チョコよりも、よっぽど嬉しいブラサンがきっとある。 …のか?