「薬屋のひとりごと」日向夏(ヒーロー文庫)
(現在1~15巻まで刊行中)
いや~、おもしろいわ~
アニメが面白かったので
マンガ版を2冊ほど読んでみて
さらに小説版(原作)を1冊読んでみたら
小説版が圧倒的に面白い
で、そのまま15巻まで
順次購入しながら一気読み
1周して終わり、にならず
うひゃうひゃ言いながら2周目もまるっと読了
3周目からはランダムに読みたい巻を読んでみようかな?
どこから読んでも面白いし、楽しいし、笑えるし
飽きるまで、何度でも読めそう!
この暑くて暑くて暑かった夏の
絶好の「夏ごもりのお供」になりました
薬や毒や医術の話
さらには農業から紙漉き、金属加工、奇術、その他諸々
作者の博識に唸りつつ
大小さまざまな事件の謎解きは小気味よく
登場人物は敵も味方もみんな個性的で面白い
ワタシのお気に入りは
雀さん(万能の何でも屋)
陸孫(超有能なこじらせ男子)
羅半兄(癒し)
猫猫は "虫めづる姫君" ならぬ "毒めづる姫君" (一応姫君なのか?)
体力とか戦闘力はないけど、とにかく有能(ちょっと片寄ってるけど)
ちゃんと報酬(希少な薬とか)を与えておけばよく働く
面倒事はイヤだとか言いながら、実のところ面倒見がよくて情も深い
いい子なんだよな~(わかりにくいけどww)
変人軍師もキライじゃないです
猫猫が毒を盛っても喜んで飲んでくれそうな気がするし
猫猫が「爸爸」と呼んでやったら卒倒するんじゃないかしら?
そして猫猫にも変人軍師にも勝てそうにない壬氏さま
がんばれ~、と生ぬる~く応援しています
(虫めづる姫君=子翠はもう登場しないのかな?)
明るくて悩まずに楽しめるエンタメ小説
久々にハマりました
原作を読むと
アニメの第1期がすご~くよく出来ていることがわかります
第2期も予定されているようなのでそちらも楽しみです
アニメの主題歌「花になって」by緑黄色社会も耳から離れない
あのオープニングいいんですよね
猫猫の表情とか、うん、ついついニヤニヤしてしまいます