Bike free zone
先週の祇園祭。毎年のごとく烏丸や四条界隈の歩行者天国は道路の幅いっぱいにギッシリの人ごみ。自転車に乗るのは無理で押して歩くことに。いや四条は普段から自転車通行禁止か。
ところで「歩行者天国」ってよく考えると変な言葉です。じゃあ普段の道路はなんと呼ぶのか?「自動車天国」?
「歩行者天国」という言葉は1960年代後半から使われるようになったのですが、それに先駆けて50年代から「交通戦争」「交通地獄」という言葉がニュースや新聞で使われていました。高度経済成長期の自動車の急増と、建設ラッシュによるトラックなどの無謀な運転がこの言葉を作ったようです。推測ですが、「交通地獄」の反対語として「歩行者天国」が名づけられたのではないでしょうか?
ちなみに東京で「ホコテン」が始まった1970年は、自転車が車道から歩道に追いやられた年でもあります。
20世紀初頭の古い写真を見ると、四条通りは道路の真中を人や自転車が車に混ざって歩いており、物売りや遊んでいる子供の姿もあります。「道路」というより「往来」という言葉が似合う感じです。今となっては四条通りの真中を人間が歩けるのは年越しと祇園祭の数日間だけ。それ以外の日は全国で年間8000人近い人間を殺し毒ガスを排出する自動車の天国。
四条沿いの商店の集まり「四条繁栄会」では警察と一緒に自転車通行を禁止しています。サイクリストとしては、なにが「四条はなやぎストリート」だと。むしろ「地獄ストリート」。いや、只今ネーミングしました。「死条地獄通り」。どう?
上記サイトの「四条のお店ナビ」は愛用してます。例えば本屋のジュンク堂の品揃えは素晴らしいんですが出来るだけ買わない。別の店舗でも買わない。四条の車道を自転車通行が出来るようになるまでは、駐輪場を持っている大垣書店か町の本屋さんで注文します。月数千円のささやかな抵抗ですが。
T.K
ところで「歩行者天国」ってよく考えると変な言葉です。じゃあ普段の道路はなんと呼ぶのか?「自動車天国」?
「歩行者天国」という言葉は1960年代後半から使われるようになったのですが、それに先駆けて50年代から「交通戦争」「交通地獄」という言葉がニュースや新聞で使われていました。高度経済成長期の自動車の急増と、建設ラッシュによるトラックなどの無謀な運転がこの言葉を作ったようです。推測ですが、「交通地獄」の反対語として「歩行者天国」が名づけられたのではないでしょうか?
ちなみに東京で「ホコテン」が始まった1970年は、自転車が車道から歩道に追いやられた年でもあります。
20世紀初頭の古い写真を見ると、四条通りは道路の真中を人や自転車が車に混ざって歩いており、物売りや遊んでいる子供の姿もあります。「道路」というより「往来」という言葉が似合う感じです。今となっては四条通りの真中を人間が歩けるのは年越しと祇園祭の数日間だけ。それ以外の日は全国で年間8000人近い人間を殺し毒ガスを排出する自動車の天国。
四条沿いの商店の集まり「四条繁栄会」では警察と一緒に自転車通行を禁止しています。サイクリストとしては、なにが「四条はなやぎストリート」だと。むしろ「地獄ストリート」。いや、只今ネーミングしました。「死条地獄通り」。どう?
上記サイトの「四条のお店ナビ」は愛用してます。例えば本屋のジュンク堂の品揃えは素晴らしいんですが出来るだけ買わない。別の店舗でも買わない。四条の車道を自転車通行が出来るようになるまでは、駐輪場を持っている大垣書店か町の本屋さんで注文します。月数千円のささやかな抵抗ですが。
T.K