「龍の骨が放つ強い気」 | 神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝 

神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝 

神とは〈いのち〉であり、それへの感謝が信仰だ。あらゆる違いがあっても、それは闘争の理由とはならない。我々は等しく〈いのち〉を生きているからだ。その理解こそが、新しい文明の思想軸となる。



オアフ島の中心には、龍の背骨のようなコウラウ山脈が走っていますが、全体から強い「気」が放たれています。十数年前に私が「気」の存在に気づいたのも、この山中を一人でトレッキングしていた時でした。今回は、ラニカイ在住の樋口夫妻のご案内で、コウラウの山麓にあるホオマルヒア植物園の中を散歩することができました。熱帯植物に覆われたとても広大な園内を、毎週のようにお二人で散策しておられると聞きましたが、老後の過ごし方として最高です。

 

森林は「気」だけでなく、自然音が放つ倍音に溢れています。たまには森や海岸に出て、皆で「ありがとう」を唱えると、また新たな感覚に包まれることでしょう。これからの時代、心身の健康を維持するためには、大自然と何らかの形で繋がった日々の暮らしを誰もが構築していく必要に迫られると思われます。