~佐渡裕さんが2008年から7年半にわたり司会を務めてきたテレビ朝日系列「題名のない音楽会」を9月末で卒業することになりました。~

<佐渡さんからのメッセージ>
今年9月から、107年の歴史のあるトーンキュンストラー管弦楽団で音楽監督を務めることとなり、年間4カ月近くウィーンに滞在する生活になります。ほかにも引き続きヨーロッパを中心に客演指揮者としてオーケストラの指揮活動していくことを考えると、どうしても毎週番組を作っていくことが物理的に不可能になってしまい、9月いっぱいをもって番組を卒業することになりました。


毎週録画をして楽しんでいる番組がいくつかある
この番組もそのひとつ
時間と気持ちがゆったりしている時に見る番組のひとつとして楽しんできた

今日の私のスケジュール上では 本来なら ~夜勤入り~その前にコーラスの練習~と立て込んでいるため予定には入っていなかったのだけれど
今日は 朝一のツイッターチェックにてこの報を知ってしまい 気になってひとまず録画を見る事となった

『題名のない音楽会』

歴史あるこの番組

私にとっては それまで時々見ていたこの番組
佐渡さんが司会をされる事がきっかけで毎週楽しみに見るようになったとも言える存在だった

佐渡さんの司会によるこの番組はぐっと身近に親しみ深くなった
期待通りにクラシック音楽を まさに身近に多角的に知る事になったともいう

佐渡さんの 第一に音楽が大好き!という情熱がこの番組をぐっと魅力的なものとして盛り上げた
馴染みのある関西弁がちらつくのも親しみ深かったし
フレンドリーなお人柄!
それは 私も大好きな音楽に関わる様々な人達を引き寄せた

最たる方は葉加瀬太郎さんかな
太郎さんゲスト(扮する)葉加瀬博士は大好きだったな~
こんなふざけた(誉め言葉 笑)事をしようという発想は佐渡さん&太郎さんというタックルならでは!
なかなか見られるものではなかったもの~


番組内で佐渡さんからお知らせがあった

それは「2015年6月17日ウィーン楽友協会」とテロップが入りウィーンから佐渡さんがお知らせするものだった

9月で番組卒業
最終放送日の9月27日(日)まで まだ2ヶ月ある

今後の放送の中には その放送を楽しみにしているマエストロ藤岡幸夫・指揮によるシベリウスの回も控えている

大好きな指揮者 佐渡さんと藤岡さんの共演をお茶の間で保存版で楽しむ事が出来るなんて~
そんなふうに ただワクワクとその放送を楽しみにしていた想いからは一変する事となったけれど
お忙しく活動されている佐渡さんをもって よく続いてきたなあというのも実感だし
今は「卒業」を受け止め 2008年から7年半という期間
本当に楽しませていただいて ありがとう!という思いで
これからも この番組の毎週録画設定は外さずに見続けようと思う

若き司会者・五嶋龍さん(お名前は存じ上げているけれど演奏は未聴の方)が届けてくださる~音の楽しみ方~に期待しよう


司会者が変わる事で ひとつだけ心配事は…
収録がまた東京に一極集中するのではないかということ


何事も東京一極集中の現在の日本において 
この番組の収録も 佐渡さんゆえに 音楽監督を勤めたられ 音楽のみならず震災後の神戸復興に務められてきた佐渡さんだからこそ 兵庫芸術文化センターでの収録も時折行われてきた

これは佐渡さんが残した大きな功績といってよい

どうぞ これからも東京一極集中する事なく 収録においてもその音楽の素晴らしさを様々な人たちに届ける努力を続けていただたきたい

強く強くそのことを願う