こんにちは、かぜのこです。

 

新年明けましておめでとうございます!

 

 

年末に一度更新するつもりだったのが、気づいたら新年を迎えていました。

去年はYahoo!ブログの閉鎖と、それに伴うお引越しなどバタバタしていましたが、心機一転、新しい場所で何かを始めるというのは気持ちのいいものです。

今年もマイペースに更新を続けていけたらと思います。^ ^

 

 

 

さて、本日簡単に紹介するのはこちらの商品!

 

 

「75267 マンダロリアン・バトルパック」 です!

 

2019年後半・2020年前半に出た新商品の中でも、とりわけマニアックなスターウォーズファン注目のこのセット。

本来であれば発売数日後にでもレビューしたかったのですが…まぁこのブログのスタイル的にはこれくらいの時期が妥当でしょう。

 

 

出典はおそらく現在ディズニーデラックスで配信中のドラマ 「マンダロリアン」 から。

この 「マンダロリアン」 というドラマは、帝国崩壊(エピソードⅥ)直後の辺境に生きる孤独な賞金稼ぎを描いたものです。

 

海外ではすでに第一シーズンが終了しているそうですが、キャラクター・ストーリーともになかなか評判がいいようで、これから見るのがとても楽しみです。^ ^

 

ドラマの主人公であるマンダロリアンの男性は一匹狼とのことなので、今回バトルパックに入っている4人のマンダロリアンが劇中で登場するのかは正直怪しいところですが、マンダロリアンのバトルパックというだけでも、私を含めた一部のファンにとっては問答無用で 「買い」 のセットでしょう。

 

 

 

では、さっそくセットを見てみましょう。

 

 

セットの全容はこんな感じ。

 

フィグ4体とスピーダー、簡単なつくりの岩場です。

 

小物はブラスター(スタッドシュータータイプ)と、ヘルメットに装着可能なアンテナとバイザー。

いずれも4人分あります。

 

一つ気になったのですが、説明書通りに作るとアンテナを装着するのは左側2体の女性のみなんですよね…。

さすがはディズニー、「同じものを与えることが、必ずしも同じ結果をもたらすとは限らない(=平等な配分が必ずしも公平な配分とは限らない)」 という、真実の一側面についての深い示唆が隠されているのかもしれませんし、何も考えていないのかもしれません。

 

 

各人のうちにある真実に関する無意味な考察はほどほどにして、このセットの最大の目玉でもあるフィグを見ていきましょう。

 

 

いやぁー、かっこいいですねぇ!

真ん中の二人はやや派手な気もしますが、両端の二人は文句なしの渋かっこよさです。

 

正直、このセットが出るまでは欲しいものリストの中に入っていたAT-STレイダーの優先順位がかなり下がってしまいました。(笑)

 

先ほども軽くふれましたが、このセットには男女のマンダロリアンが入っています。

右2体のT字型バイザーのヘルメットが男性、左2体のややほっそりとしたバイザーのヘルメットが女性です。

 

実はこれ、めちゃくちゃ嬉しいことなんですよね!

エピソードⅡとエピソードⅢの間を描いたアニメ 「クローンウォーズ」 でボ=カターンが登場して以来、いったい何年もの間、女性型のマンダロリアン・アーマーがレゴで出る日を待ちわびたことか…!

 

できることなら、できることならその最初の一人となるのはやはりボ=カターンがよかったとはいえ、それでもこうして念願叶う日が訪れたわけです。それもこんな低価格帯の商品で。

 

 

一つ欲を言うのであれば、男性用と女性用では胸部アーマーの形状も違うので、そこの再現があればより一層完璧だったのに!というところ。

とはいえ、そこが再現されなかったことによって汎用性が上がっている面もあるので、必ずしもネガティブに捉える必要はないでしょう。(むしろ正解だと思います。)

一応、一番左のグレーの装甲服だけは胸部アーマーのプリントパターンが違いますね。

 

 

また、デザイン上でもう一つ注目なのは、一番右の茶アーマーのヘルメットに描かれた模様です。

「クローンウォーズ」 に登場するキャプテン・レックスのヘルメットにも描かれたこの模様はジェグ・アイと言って、マンダロリアンの文化に影響を受けたクローントルーパーの間では、とりわけ優秀な兵士のみに与えられる模様なのだそうです。

ディズニー移行後の他の多くの設定と同様に、ジェグ・アイもレジェンズ送りかと思いきや、今回拾い上げてくれたという形でしょうか。

 

もちろん、現時点で正史(カノン)に採用されたと断言できるのはあくまで “マンダロリアンの文化とクローントルーパーの文化の間には影響や類似が見られる” 程度のものであり、名称含めた細かい設定がどの程度正史に反映されているのかについてはまだわかりません。

とはいえ、一度は死んだと思った設定が生き返ってくれたのは嬉しい話です。

 

 

 

さて、お次は後ろから。

 

ヘルメットの下の顔がどんなか気になっていた人も多いでしょう。

今回は真っ黒フェイスでした。

 

久しぶりの真っ黒フェイスですが、このところトルーパー顔も食傷気味だったので、これはこれでいい気がします。

そもそもマンダロリアンって、劇中でも人種的なイメージが掴みづらい人たちなんですよね。

 

おそらくは入植した惑星ごとの違いなのでしょうが、フェット親子、サティーン公爵やヴィズラ、サビーヌの一族はみな髪の毛の色も肌の色も違うように見受けられます。

そういう意味で、いわゆるステレオタイプ的なモブ顔を作るよりはいっそ真っ黒の方が、見る人の想像力もスターウォーズの世界観も狭めなくてよかったのではないでしょうか。^ ^

 

 

フィグの方に話を戻すと、どのフィグも背面までしっかりとプリントされており、上々の出来栄えです。

また、ジェットパックこそ背負っていませんが、人数分のマントがついてくるのも嬉しいポイント。

 

 

このマント、画像だと少しわかりにくいのですが、完全な左右対称ではなく、片側に流れるような形状となっています。

 

昔と違い、最近ではマントもそこまで珍しいアイテムではないなかで、こうした変わった形状なのも嬉しいですね。

 

 

 

ちょっと派手な水色と緑の装甲服に、それぞれ似合うヘルメットを探してみました。

水色の装甲服には、デス・ウォッチの一般兵のヘルメットがよく似合いますね。ほとんど違和感がないです。

 

緑の装甲服には…ボバのヘルメットも時期によって色合いが多少違うので、中には似合うものもあるかもしれません。

我が家にあるヘルメットとの相性はあまりよくなさそうです。

アーマーの下に着ているのは紺ベースの服なので、決して悪い色合いではないんですけどね…。

 

 

 

 

付属のスピーダーです。

 

そこそこ悪くないパーツ構成でできていますが、一部の色が左右非対称のため、パーツ目当てで買う際には注意が必要です。

 

 

 

また、ミニフィグを長時間座らせるとマントに変なクセがつきそうなのも気になるところ。(横に流せば問題ありません。ダサいけど。)

 

ちなみに、今回のマントの素材は最近主流の布地タイプのものではなく、馴染み深いパリパリした素材のものでした。

 

 

元となったスピーダーはおそらくこちら↓

(画像はスターウォーズの鉄人より)

 

「クローンウォーズ」 でもマンダロアが舞台の話でちょくちょく登場していましたね。

流線形のボディが美しい機体です。

 

実はこのスピーダー、以前にもレゴで商品化されていました。

 

 

というわけで、新旧比較です。

 

 

以前のモデルに比べ、一回り大きくなっていますね。

大きさ的には以前のモデルの方が再現度は高いでしょうか。

 

 

とはいえ、今回よくできているなぁと思ったのが機体下部のフィンパーツの取り付け方です。

このパーツの組み合わせは注意が必要で、無理に角度をつけようとするとパーツが欠けてしまいやすい場所でもあります。

 

以前のモデルの場合、うっかり踏んづけるなどして上から強い力が加わった際に、パーツが欠けてしまう可能性がありました。

今回のモデルでは、機体側面にあるスタッドシューターが抑えとなって、無理な角度がつかないようになっています。

 

ギミックとパーツの欠損防止の二つを両立させた、まさに一石二鳥のアイデアであると同時に、公式の製品らしい配慮であると言えるでしょう。

 

 

 

とはいえ、個人的には前回のモデルの方が好きなので、簡単に作り変えてみました。

 

ドラマにも登場するのかなぁ?

 

 

 

最後は余りパーツです。

 

岩場の写真は撮り忘れてしまいました…。

少ないパーツながらも、なかなか雰囲気があっていい出来でした。パーツ構成も個人的には嬉しかったです。

 

 

そうそう、パーツ構成と言えば、個人的に嬉しかったのが新しいダークグレーの1×2-1×2ブラケットが入手できたこと。

これの逆ブラケットはずいぶん前からあったのですが、こちらは比較的新しい登場で、今回が初入手でした。

 

 

 

最後に我が家のマンダロリアンたち。

 

冒頭で興奮気味に話した女性版マンダロリアン・アーマーですが、よくよく考えたらサビーヌがいましたね…(笑)

元のセットはこちら

 

ゴザンティ級のセットという、なんともマニアックな商品でしたが、フィグがよくてなかなか欲しかったセットでした。

ただ、いかんせんお値段が高かったうえ、流通数も少なめという、イマイチ影の薄いセットでしたね。

 

私の中でもすっかり “なかったセット” になっていたのでしょう。(笑)

 

そういう意味でも今回、お手頃価格のセットに登場したというのは、嬉しい限りです。

 

 

今年はクローンウォーズも復活するし、この勢いでボ=カターンのフィグも出てくれないかな…。

「バトルパック“デス・ウォッチ・トルーパー”」 もしくは「バトルパック“ナイト・オウル”」なんてセットが出たら絶対買うのになぁ。

 

 

 

以上、思っていたより長くなってしまいましたが、「75267 マンダロリアン・バトルパック」 のレビューでした!

 

スピンオフ作品のセットは流通期間が短い傾向にあるため、気になっている方は早めに買って損はないと思います!

 

 

それでは、本日はこのへんで。 ^ ^ノ

 

 

 

 

 

余談その1

 

このところレビュー記事ばかりで、当初思い描いていたブログの運営スタイルから早くもかけ離れつつあります。(笑)

紹介したいセットが多すぎる…!

 

オリジナルビルドの紹介もがんばりたいものです。

 

 

 

余談その2

 

ここ最近、クローンウォーズがマイブームです。

 

もともと大好きな作品ですが、見返す度に発見がある作品というのはやはりいいものです。

クローンウォーズ→プリクエル→クローンウォーズ→プリクエル→ときどきローグ・ワンというループ。

 

DVDを買おうか真剣に検討中。それかディズニーデラックス入ろうかな。

 

(イータ2でかいな…)

 

 

世間では 「スカイウォーカーの夜明け」 が話題の中心なのに、プリクエル見てる場合じゃない…(笑)