こんにちは、かぜのこです。
今日はいよいよ 「スカイウォーカーの夜明け」 公開日&「最後のジェダイ」 放送日ですね!
正直、続三部作はあまり好きではないのですが、それでもやはりスターウォーズファンとして、ソワソワせずにはいられない一日です。
さて、ブログ引っ越し後のレビュー第一号はこちら!
「75240 ヴォンレグ少佐のタイ・ファイター」 です。
この機体は、エピソードⅥと 「フォースの覚醒」 の間を描いたアニメ作品「レジスタンス」からの出典ですね。
「レジスタンス」 は空白の30年間を描いた数少ない作品として、本来ならスターウォーズサーガの中でもとりわけ重要な話…のはずなのですが、視聴環境によるものか、作風によるものか、日本ではマイナーもいいとこなアニメです。
日本語版のWookieepediaの情報もほとんど更新されておらず…。
そんな 「レジスタンス」 ですが、すでにディズニーXDやDlifeなどの有料チャンネルでは1stシーズン全話が放送済みのようです。
そのうちDVDにもなるのかな?
また、上記の2チャンネルではときどき過去作品の再放送もやってくれるので、興味のある方はぜひ調べてみてください。
トレーラーを置いときますね↓
一見するとギャグ多めの子供向けアニメにも見えますが、こちらのトレーラーを見るとなかなかいい感じです。
独自に改造された様々な宇宙船と、それらを駆る多様な種族のエースパイロットたち…という、スターウォーズでは今までありそうでなかったシチュエーションですね。
私自身も、エピソードⅠに出てきたガスガノというキャラクターの種族(腕が四本ある)の乗る宇宙船のコックピットはどんな感じなんだろう…という妄想にハマっていたクチなので、心を掻き立てられるものがあります。
登場するエイリアンたちもローディアン、ケル・ドア、ニモイディアン、クオレンにトランドーシャンとこれまでのサーガでもお馴染みのサブキャラクターばかりですね。
また、監督は 「クローンウォーズ」 や 「反乱者たち」 のデイヴ・フィローニ監督であるというのも個人的にはポイントが高いです。
彼はいまのルーカスフィルムの中で、ルーカスのやりたかったことを最も理解している人物の一人だと思います。
多少自分の趣味を前面に出してしまうきらいもありますが…(笑)
それでも、本編との整合性を取りつつサイドストーリーを作る手腕はとても高いでしょう。
自分の好きにしていいところでは遊びつつ、ちゃんとサーガ全体のことも尊重してくれる、そんな人だと思います。
また、映画本編では描き切れなかったフォースの在り方を描くという作業に毎回挑戦してくれる、数少ない人でもあります。
まぁ、そこの部分に関してはルーカス本人でも成し遂げられなかったことなので、賛否の分かれるところでもありますが…。
“スターウォーズサーガの中の、空白の30年間を描く唯一のサイドストーリー。
数々の宇宙戦が織り成すスリリングなアクションと、乗機に負けず劣らずアクの強いエースパイロットたち。
映画本編ではスポットライトの当たらなかったエイリアンたちの活躍が見れる!
もちろんかわいいドロイドもたくさん!
あのキャプテン・ファズマの活躍も、もしかしたら見れるかも―!?”
なんだか、だんだん見たくなってきませんか?(笑)
ちなみに、シーズン2のトレーラーはこちら↓
シーズン1では明るいギャグアニメに見せかけて、後半はどんどんシリアスに…というのはフィローニ監督お得意の手法でもあるので、今後も引き続き要チェックですね。
さてさて、商品レビューなのか 「レジスタンス」 の紹介なのかわからなくなってきたところで、話を本筋に戻しましょう。
ではさっそく ドン!/
商品名ではタイ・ファイターとなっていますが、形状を見る限り紛れもなくタイ・インターセプターの後継機ですね。
大好きな機体なのですが、続三部作には今のところ登場していないため、製品化がとても嬉しいです。^ ^
他のTIEラインとは異なる鮮やかな赤のカラーリングもかっこいいですね。
ヴォンレグ少佐が何者なのかは 「レジスタンス」 を見るまでのお楽しみ…ではありますが、おそらくエースパイロットか指揮官にあたる人物なのでしょう。
赤くて速くてアンテナつき…というと、どこぞの赤い彗星を思い浮かべてしまいます。(笑)
もっとも、アンテナがついているのはファースト・オーダーの一般機も同様なので、同時代のTIEラインの標準装備なのかもしれません。
コックピット周辺
「フォースの覚醒」 当時に発売された 「75101 FOスペシャルフォースTIEファイター」 とは異なり、キャノピーの色はトランスレッドではなくトランスブラックです。
内部はハン・ソロの 「75211 インペリアルTIEファイター」 と同様ですね。
ポッチなどで固定するのではなく、操縦桿によってミニフィグを抑えるかたちで、乗り降りがスムーズにできます。
また、ブラスターを固定できるクリップも2ヵ所あります。
後部にはスプリングシューター発射用のギミックが。
中央のグレーのコーンを左右に傾けることでスプリングシューターを発射できるようになっています。
今回思わぬ収穫だったのがこちらの新パーツ。
恥ずかしながら開封して組み立てるまで気づきませんでした…f^ ^;
従来の6×3のウェッジではなく、6×4のウェッジプレートです。
角度は写真の通り、2×2の比較的新しいウェッジプレートと一緒です。
確証はないのですが、このパーツが入っているのはいまのところこのセットだけかな…?
(※)よくよく確認したところ、「75257 ミレニアム・ファルコン」や新発売の 「75272 シス・TIEファイター」 にも同じパーツが入っていました。
この調子だと、そのうち8×6のウェッジパーツなども出るんですかね?
余りパーツです。
とくに珍しいものはないですが、長さ3ポッチ分のバーと上に突起のついたラウンドタイルは嬉しいです。
お次はミニフィグです。
左から、ヴォンレグ少佐、カズーダ・ジオノ、R1-35(バケット)、レイアです。
ヴォンレグ少佐はかっこいいですねー!
赤いスーツもさることながら、マンダロア風のT字バイザーも帝国~FOの中では珍しい存在です。
中の顔がどんなか気になっていたのですが、あいにく真っ黒でした。
「レジスタンス」 を見てのお楽しみなのか、もしかしたら作中でも最後まで顔出ししないのかもしれません。
カズはこんな感じでも 「レジスタンス」 の主人公です。
主人公の機体は製品化されないのでしょうか(笑)
髪の毛は新規パーツ。二色刷りとなっている珍しい仕様です。
また、写真だと伝わりづらいのですが、中に着ているシャツやズボンのポケット(?)部分などはシルバーのカラーリングとなっており、ミニフィグとしてはそうとう気合いの入った出来栄えだと思います。
せめてもの罪滅ぼしの意志を感じますね。
R1-35の胴体に使われているのは 「反乱者たち」 のチョッパー同様、短いタイプのボディです。
しかしR1とはまた古い型番ですね…。チョッパーのC1とどちらが古いか気になります。
たしかもともとの設定だとR1シリーズは非常に大型(ワトーの店のカウンターの中にいるやつ)という設定だった気がするのですが、アストロメク関連の設定も全てレジェンズ送りとなっているのでしょうか?
ディズニーになってから、正史と非正史が明確になったのかと思いきや、どちらに属するのかわからない設定も未だに多いです。
ライトセーバーの型などは、てっきりレジェンズ送りかと思いきや、「反乱者たち」 では明確に型の存在について言及されていましたし、型を意識した演出もなされていました。
いわゆる裏設定的なものとして生きている設定は、案外多いのかもしれません。
我が家にあった 「6206 タイ・インターセプター」 と。
懐かしいですねー!
まだTIEシリーズが謎に青かった時代です。
しかしこうして並べて見ると、赤と青がいい対比になっていますね。
TIEインターセプターの製品化がいつぶりかと思って調べてみたのですが、マイクロファイターやアルティメットを覗くと、この写真の初代が発売された2006年以来、13年ぶりの製品化でした。
ちと不憫過ぎませんかね…。TIEファイターは何回も製品化されているのに。。
横から見た図、上から見た図
こうして並べて見ると、大きさにさほど違いがないのがわかります。
パーツを増やしてディティールアップをする一方で、スケールは同じくらいに抑えた名リメイクだと言えるでしょう。
重さは全然違います。
横から見ると、幅広のウェッジプレートを採用した代わりに、真ん中の部分を6幅から4幅へと変更したことで全体のバランスを整えていますね。
それにしても赤いラインが映えます。^ ^
そして上から見ると、本来のTIEインターセプターのシルエットとは異なり、機体後部の出っ張りが大きいことがわかります。
この形状、何かを思い出しませんか…?
そうです、「反乱者たち」 に登場したTIEアドバンストv1です!(画像はWookieepediaより)
このTIEアドバンストv1は、通常のTIEファイターにはないシールドやハイパードライブを備えた高性能機で、ベイダーの乗るTIEアドバンストx1の前身にあたる機体です。
ということは、ヴォンレグ少佐の赤いTIEインターセプターも、元の機体をさらに発展させた別機体なのでしょうか…?
いろいろ調べてみたところ、海外版のWookieepediaに記事を発見しました!
この記事によると、どうやらTIEバロンという名の発展機のようですね。
英語はからっきしですが、ざっと記事を見たところ、やはりハイパードライブを積んだ高性能機という設定のようです。
作中ではどんな活躍をみせてくれるのか、「レジスタンス」 を見る楽しみがまた一つ増えました。^ ^
翼の接続はテクニックパーツを使ったものとなっております。
重量が増えた分、初代のタイ・インターセプターと比べて頑丈かつ複雑なつくりになっているのがわかります。
個人的には昔のシンプルな接続も好きですけどね。ブンドドしやすくて。
我が家にあった他のTIEシリーズとも並べてみました。
こうして並べてみると、やっぱり見栄えがいいものです。^ ^
以上、長くなりましたが、「75240 ヴォンレグ少佐のタイ・ファイター」 のレビューでした!
いろいろ情報を詰め込んだ結果、つい長々と書き綴ってしまいました。f ^ ^;
発売期間は短かったですが、見栄えよし、フィグよし、新パーツありの名セットだと思います。
何より、次にインターセプタータイプのTIEが製品化されるのがいつになるかわかりませんし、気になっている方にはぜひオススメしたいです。
また、今夜放送の 「最後のジェダイ」 では、ホログラム映像ではありますが、TIEインターセプターがチラッと映りこむようです。
帝国時代のものなのか、FO仕様のものなのか、FO仕様だとしたらTIEバロンと比べたときの形状はどんなものか…。
ぜひ、録画してチェックしてみてください。^ ^
では、今日はこの辺で。