僕のコンサル生さんから
「チャットGPTなどのAIによって奪われる仕事
というユーチューブを見ました。
リラクゼーションサロンは大丈夫ですよね」
という質問を頂いたので
AIとリラクゼーションサロンの関係性について回答します。
【AI】に奪われる仕事とは?
経理などの一定の法則に則った業務は
多くの仕事が【AI】によって奪われると言われています。
経理で使われる
簿記などの一定の法則があるものは
【AI】が最も得意とする分野ですから
人が経理を担当する会社は無くなると考えられています。
実際に世界中では、
銀行、保険会社などの経理部門でリストラが行われていますから
【AI】が得意とする分野の仕事では
これから更にリストラが進んでいくのは自然な流れだと思います。
その一方で
【AI】が苦手とする分野の仕事として
人との関係性や感情などを理解するのは苦手とされています。
リラクゼーションサロンという仕事を考えると
お客様の気持ちに寄り添う事や
凝っている身体の部分を見つけることなどは
とても【AI】では無理だと考えられます。
なので
リラクゼーションサロンの仕事をAIが代わりに出来るのか?
と言えば、今の段階では無理です。
【AI】でリストラされた人たち
リラクゼーションサロンの経営者にとって
今のところ【AI】に仕事が奪われないのは事実ですが
一つだけ問題があります。
それは
【AI】によって仕事を奪われた人達が
個人事業主として活動を始めているという点です。
【AI】によってリストラされた人たちは
組織で働くことの不安定さを知ったことで
再就職してまた組織で働くことよりも
自分で起業する人が増えています。
そんな起業を考えている人の中で
特に女性が
リラクゼーションサロン業界に参入しています。
僕のコンサル生さんの話でも
最近新しいサロンが増えているという話はよく聞きますが
その理由は
「リラクゼーションサロンなら自分でも出来る」
と考える人が多いからだと思います。
実際に
リラクゼーションサロンのスクールの需要が高まっていますし
自宅サロンという手軽な起業が人気になっていますから
ライバルが増えるのは間違いない時代になります。
ライバルが増えるとどうなるの?
【AI】によって直接的な影響は無いですが
ライバルが増えるという間接的な影響は出始めています。
僕のコンサル生さんのサロンなら
常連さんだけで予約が取れない状態になっていますから
そんなに影響は無いですが
じっかりと経営出来ていないサロンは
新しいライバルの出現によって
お客様が減るのは仕方ないと思われます。
実際にライバルが増えた事で
自分のサロンを守るためにコンサルの申し込みも増えています。
あなたのライバルがコンサルを入れているとしたら
あなたもコンサルを入れていないと
大抵の場合は負けてしまいます。
コンサルが得意なのは
マーケティング戦略を立てて
どうやってライバルとの差別化をするか?
独自の強みを見つけてアピールして
ライバルよりも優位性を持てるにはどうするか?
という点ではコンサルタントはやはり優秀ですから
マーケティングの素人が勝てる見込みはほぼありません。
既に常連さんがいるサロンでも
いつ常連さんが奪われるか不安で仕方無い経営者も居られますが
これは
【AI時代】に限ったことではなく
いつの時代も起こっている事ですが
たまたまライバルが強くなかっただけの事です。
但し、これからのライバルは、
コンサルタントが付いているので強いですから
マーケティング戦略で負ける可能性は高くなります。
マーケティング戦略で勝つためには?
現在、コンサルタントの需要が高まっていますが
それは、一般的にマーケティングの専門家が必要とされる時代に
なったからだと考えられています。
これから起業をしようと考えている
もともと組織で働いていた人たちは
プロを雇うメリットを理解しています。
なので自分が起業する時には
自分だけの素人考えて行動するのではなく
必ずマーケティングのプロと一緒に事業計画を立てます。
言い換えれば
起業偏差値が高い人たちが
これからライバルとして参入してくる時代だということです。
webで集客するのが一般的になっている昨今では
マーケティングのプロが戦略を立てているのが殆どです。
ホットペッパービューティーなどに対抗できるのは
マーケティングのプロであるコンサルタントだけです。
不安にさせてしまって申し訳ないですが
これから出てくるライバルはコンサルタントが付いていますから
あなたもコンサルタントを付けて対抗するのがベストだと思います。
例えば
世間でよくあるトラブルなどでは
弁護士を立てて裁判などで争いますが
相手が弁護士を立てているなら
こちらも弁護士を立てないと不利になります。
弁護士という法律の専門家を相手に
素人が太刀打ちすることは出来ないからです。
それと同じように
ライバルがコンサルタントという
マーケティングの専門家を入れているなら
こちらもマーケティングの専門家を入れないと
負ける可能性が極めて高くなってしまいます。
ご自身でマーケティングを勉強するか?
コンサルタントを入れて地盤を固めるか?
これからの時代は
偏差値が高い人たちと戦う時代になったという事です。