障害者の作業所で働く、これがかなりキツイ仕事って、
俺でさえ分かります。

特に俺の通っている作業所は、職員さんが、利用者さんに怒れないので。
一部の利用者さんは、ムリな頼みなどを職員さんに言ったりします。
(例:●●が作業所にあったら便利だから、買って欲しい、とか)

他にも、色々と困らせる言動をします。
その度に、職員さんがわざわざ対応しなければいけません。
相手に理解してもらうために、上手い理由を考えて、しのぎます。

それに、給料も低いし、正社員は1人しかいません。
他にパートが3人です。

パートの時給は800円~900円といった所でしょうか。

その中で矢木(もちろん仮名)さんという人がいます。
パートの人なんですが、一番働いています。

この矢木さんが作業所からいなくなったら、作業所は混乱するでしょう。
代わりがいませんから。
ムードメーカーですし、
利用者がやる作業の責任者ですし、


この人は、すごいと思うことは、一度大学を出ているのに
今になって、通信大学で、資格をとるのに頑張っている所です。

その資格は「精神保健福祉士」(だったと思う。)

矢木さんは将来的には、精神障害者の作業所の正社員になって、
その道をずっーと、続けるらしいです。

一生、精神障害者と向かいあって働くのですか、
俺達、障害者にとっては、そういう人がいるというのは、ありがたいことです。

だけど、矢木さん、それは苦しい道だと思いますよ。