里親という選択肢があるのでは | 社会保障を考える

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新聞の相談欄からです。

「(悩みのるつぼ)子どもができず悩んでいます 2014126日朝日新聞


 ●相談者 女性 38歳

 不妊治療をしている38歳主婦です。29歳で結婚し、その後5年間、何度も夫に不妊治療の協力を求めてきましたが、検査するのが嫌だと協力を拒まれてきました。基礎体温表をつけていたので、タイミングで協力を求めましたが断られ、お願いするのも出来なくなりました。

 病院に行くと、ご主人の検査はいつなさいますか、と聞かれ、行きにくくなりました。35歳になったころ、ダメもとで夫に協力を求めたら、何がきっかけか分かりませんが、急に協力的になりました。それから、不妊治療をしていますが、いまだに子どもに恵まれません。

 もう子どもは出来ないのかもしれないと考えてしまい、その度に気持ちが落ち込み、何のために生きているのかと、むなしくなります。

 周りからも、「お子さんは?」と聞かれ、卑屈な気持ちになります。30代前半の大事な時期に子どもを持つ機会を奪われてきたと、夫を責めたい気持ちでいっぱいになります。子どもを持たない人生もあるのかもしれませんが、結婚当初から子どもが欲しかったので、ストレスをためこまないように販売関係のアルバイトをしてきました。

 子どもが出来ないのであれば、自分自身の人生としての仕事を、もっと早い段階で、真剣に考えたかったです。自分の気持ちとどう向き合っていけばよいでしょうか。」

回答は美輪さんが詳しく語られています。私が思ったのは里親など「社会的養護」という選択もあるのではないかと思いました。「親と一緒に暮らせない 社会的養護の子どもたち 当事者の声知って フォーラムで訴え」(20141206日西日本新聞)NPO法人「SOS子どもの村JAPAN」(本部・福岡市)が開いたフォーラムの報告になっています。この団体は福岡市の医師などが設立したものです。

「親の病気や貧困、虐待などで親と暮らせない子どもは全国で約4万6千人」(同前)いるそうですが、主には施設入所が主流なのですが、ヨーロッパなどでは里親などが多いという。日本人の血縁重視の反映なのでしょうか。

「東日本大震災をきっかけに東北への支援がスタートし、12月19日に「子どもの村東北」が開村することも報告し、支援を求めた。 松崎さんは「市民一人一人が社会的養護を地域の課題として取り組んでいけるように情報発信し、子どもと家庭を支えるいろんなネットワークもつくっていきたい」と話した。」(同前)

実際、里親になるというのはそれなりの覚悟がないとできないのかもしれませんが、もっと普通の選択肢になればいいと思いますが、どうでしょうか。