先の週末、長野県飯山市と新潟県上越市の境にある関田峠に行ってきました。
この一帯にはブナの原生林が広がっています。
この頃ブナに傾倒していますが、今回もお付き合いください。
暗いブナ林に強烈な太陽光が射し込んできました。
ブナの曲線は力強さと美しさを兼ね備えています。
シャクナゲの葉に透過光。
令法の新芽に透過光。
峠に至る道中、ベニウツギが至る所に咲いていました。
関田峠は例年5月下旬に道路の冬季閉鎖が解除されますが、それと同時にブナの根明けを狙って大勢のカメラマンが集まります。
しかし今年は雪がすっかり消えており、根明けはまったく見られませんでした。
もっともその情報は各媒体で発信されており、私ももちろん承知の上で訪れました。
状況を知らずに訪れたカメラマンがしきりに残念がっていましたが、根明けだけが被写体ではありません。
むしろ本命の被写体が撮れない時こそ思わぬ発見があるもので、それこそが風景写真の愉しみであると思います。
今週のウィークデーもようやく終わりました。
同時に5月も終わり、明日から6月です。
時の流れの早さに驚くばかりですが、週末は風景でリフレッシュします。
皆様も楽しい週末をお過ごしください。
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