パソコンとコンパス
「パソコン」と言いながら「コンパス」という字を書く。
これ、簡単に書けるつもりが…「出来ない!」と「チコちゃんに叱られる!」で話題になっていた。
テレビのオンタイムで試しに書いてみたのだが、特に問題なく違和感もなく書ける。
しかし調べてみると多くの人が「パンパス」「コソパン」「パソコス」とバラエティー豊富に書いては爆笑している。自分で書いてるのに。
パンパスなんてもう、おむつやんね。
この「言う言葉と書く言葉を変える」という行為は、脳に混乱を起こさせるが故におかしな言葉を書いてしまうそう。でも「あれやりながらこれやりながらそれもする」人はクリアできるのだろう。
その一つが、楽器の演奏ではないかな?と思う。
ピアノは左右の指をバラバラに動かすし、ギターやバイオリンなどの弦楽器は弦を抑える指と引く指の動作が別。
左見ながら右見ながら弾く。
しかもそのうえ、楽譜を見たり歌ったりまでする。
最初はその複合的行為が絶望的に思えたけれど、弾き続けているうちに次第に「これはこういうもんや。」と納得するようになるのは、慣れでしょうか。
とはいえ
「パソコン」と言いながら「コンパス」と書いてみて、なんなら「パソパス」とか書いてしまって爆笑してみたかった…だって書けたって面白くもなんともないんだもん。
しかし
高齢者の認知症予防には、「パソコンとコンパス」と似通った運動が必要なそうだ。
その名も「ダブルタスク」。「デュアルタスク」とも呼ぶ。
早い足踏みをしながら、ゆっくり拍手するなど、手足の運動をしっかり意識することが認知症予防に役立つそうだ。
身近に高齢者がいらっしゃるかたは、ぜひ一緒にこの「デュアルタスク」を試してみて。共に体を動かすと、不思議と仲良くなれるんですよね💖