新車情報にはだいぶ疎くなっているのですが、
ルノーで新型ルーテシアに試乗すると
モデルカーがもらえるキャンペーンをやっているという
情報を聞きつけたので、
先日、ソレ目当てで家族で試乗に行ってきました。
まったくディーラーさんの思うツボですね(笑)。
ルノーの新しいデザイン戦略、
「サイクル・オブ・ ライフ 」をコンセプトに
2010年のパリショーで発表されたコンセプトカー、
ローレンス・ヴァン・デン・アッカー作の「デジール」を
ベースにデザインされた車体はコンパクトながらマッシブ。
「もう一度恋に落ちる」が販売コピーだけあって
恋愛における情熱をカタチで表現しているのかも?
フロントグリルやサイドにあしらわれたメッキパーツは
さながら女性のアクセサリーといったところでしょうか。
ルノーのアイデンティティを示す菱形の“ロザンジュ”も大きく立体的に
いざシートに腰をかけてみると広さは必要十分。
アロファロメオ156風の隠しノブを開けて
後部座席にも座ってみましたが、
そこはパッケージングが巧みなフランス車。
天井の部分をえぐって成人男性でも過不足ない
スペースを確保。松任谷正隆サンも納得(?)です。
ただステアリングホイールの径が小さめで
身長180cm・体重80kgの僕にはちょっぴりタイトな印象でした。
エンジンはいま流行のコンパクトなエンジンに
ターボを組み合わせるタイプ。
120psを発生する4気筒1.2Lには
ツインクラッチ式2ペダルの駆動機構が組み合わされます。
新開発のEDC(エフィシエント デュアルクラッチ)は
営業さんが「VWのDSGより出来がイイ!」と胸を張るだけあって
効率的に前輪へパワーを伝えてくれ、なかなかの出来。
アクセルペダルを踏みっぱなしでシフトチェンジ可能なんですが、
普段乗ってるマニュアルの癖でついアクセル抜いちゃいますね~。
シフトバーを左に倒して前後させれば
マニュアル感覚での操作も楽しめます。
今後登場するRSにはパドルシフトが搭載されるそうなので、
そちらのほうがよりスポーティかも。
ちなみにエコスイッチに入れておくと
最大12%燃費が向上するらしいです。
モダンでありながらどこか有機的な部分を包含したデザインの
17インチの大径アロイホイールは乗り心地に少し影響を与えたのかも
4歳の息子が「このまま長野のおばあちゃん家行行こう!」って
言ってたので、乗り心地も上々?
後部座席の奥さんは荒れた路面で若干固さを感じたみたいなので、
17インチのアロイホイールが少しだけ影響したのかもしれません。
普段乗っている145ほどの勇ましさこそないものの、
全体的に洗練されていて自分のなかでは思いのほか好評価。
息子も新しいオモチャを手に入れて満足してました(笑)。