今回より、ラビットアイ系のブルーベリー総括です。
我が家のラビットアイブルーベリー。約20本程育てているのですが、そのほとんどを60L鉢で管理しております。
やっぱり気候が合っているんでしょうね。大きくなるスピードも早いですし、コガネムシ被害に遭っても平気で立ち直ります
ちなみに、ハイブッシュ系ブルーベリーが被害にあった場合、程度にもよるのですが復活させることはかなり難しいです。
1,ブライトウェル
kaz農園で1~2を争う収穫量を誇る、ブライトウェル。ラビットアイですが、良く受粉し、実の大きさも中粒以上。木の方もとても強健で、少々根をコガネムシに食べられた位ではびくともしません。
我が家ではブルーベリージャムの主原料になりますが、モチロン生食でも美味しいですよ
今年は2本合わせて約8kg程収穫出来ました。花芽を間引いて落としていなかったら、恐らく12kg位は収穫できていただろうと思います(一粒一粒がかなり小さくなっていたと思われる)。
正直、ブライトウェルの収穫量はその年のブルーベリージャム製造量に大きく影響を与えますので、多からず少なからずという塩梅で収穫量をコントロールしております(笑)
来年度は、木の方も更に成木になるので、2本で10kg程度収穫できたら、と思います。
品種評価 C(S~E評価)
2019年シーズン前期待値 C
2019年実績評価 C
2020年目標 2本で10kg収穫
2,T-100
貧弱に見えるかもしれない、ラビットアイブルーベリーT-100。
実は夏に収穫を全て終わらしたあと、ほとんどの主軸を切り落とす作業(マルガリータ)を施したので、このような姿になっております。
主軸の老朽化が目立ってきましたので、主軸更新という事で主軸を落とすことにしました。
本来であれば、シュートがワサワサ伸び放題で、私の身長(176cm)よりも大きい木なのですが、バッサリいくとやはり貧弱に見えますね(笑)
しかし、他のラビットアイで実験して夏にバッサリいってもなんてことなかったので、今年はこの子にフォーカスをあてて主軸更新を行いました
この子は、昨年まで3年連続でコガネムシの被害にあっていたのですが、その都度不死鳥のように復活。今年も1kg程度の収穫をすることが出来ました。
T-100は、球形のピンポン玉のような実がなります。味の方も甘味が強く皮も薄めで甘味が強く美味しい品種です。
更新の影響で、来年度の収穫量は落ちると思いますが、それでも0.5kg位は収穫できるんじゃないかな?
再来年には2~3kgの収穫量を目指して育成頑張ります~(*^^*)
品種評価 C(S~E評価)
2019年シーズン前期待値 D
2019年実績評価 C
2020年目標 0.5kgの収穫&再来年度3kg収穫
3,デライト
2年前の夏に、T-100のようにマルガリータを施したラビットアイブルーベリーのデライトさん。
現在の繁りようは、2年前の主軸更新前よりもさらに樹勢を増しており、今や当時の面影はありません。
元々、木は強健で樹勢も強く、上に上にどんどん伸びる品種です。成長力が強すぎて結実率が低いのが珠にキズです
実の方は少し球形に近いですが、サクッとしたクリスピーな食感で甘味の強い、そして種ジャリがあまり感じられない美味しい品種です。
今年はまだ鉢内チェックしていないので状況がわからないのですが、、、。順調であれば冬剪定時に肥料絶ちをして、来年の受粉率をアップさせる算段で行こうと思います
品種評価 C(S~E評価)
2019年シーズン前期待値 D
2019年実績評価 C
2020年目標 肥料絶ち&収穫量1kg以上
4,オクラッカニー
kaz農園の中でも、一番の巨木。我が家のシンボル的存在です。
樹高も2.5m位はあるかな?普通に天井ネットを突き破りますそして、樹高が高いので木の上側になった実は、手が届きません
現在9~10年生位かな?
ホントは現在の60Lから鉢増ししてあげたいのはやまやまなのですが、これ以上大きくしてしまうと重すぎて植え替えに支障が、、、
実のお味ですが、甘く、大きく、食べごたえがあって、しかも種をほとんど感じない。とても優秀な品種です。
豊産性品種なので、この子一本で5~6kg位は収穫出来ます。
ただ、最近はもう少し大粒の実を収穫したいので、着果制限をして収穫量を抑えるようにしています。来年も同様の方針で冬剪定を施そうと思います
品種評価 A(S~E評価)
2019年シーズン前期待値 A
2019年実績評価 A
2020年目標 着果制限で、4kg以下の収穫
ラビットアイ系ブルーベリー総括は次へ続きます