万博記念公園内にあるEXPO’70パビリオン(旧鉄鋼館)に行って来ました。日本万国博覧会の記念館として2010にオープン。
まずは、自然文化園•日本庭園のチケットを買って入園。
結構、広いです。
「夢の池」。白、青、黒のサイクルボートがのんびりと水面を走ってました。タイプは6種類で、ジェット型、カップ型、テント型、くじら型、スワン型、そして目立っていたブラックスワン型。
チケット購入。
2Fへ上がると、真ん中に博覧会のパビリオンの模型。
「万国博の歴史」のパネルは、歴史を感じます。因みに、1960年代後半生まれなのですが、万博の記憶は僅かに覚えています。
日本万国博覧会のテーマは「人類の進歩と調和」だったんですね。
さて、案内表示に従って進みます。
シンボルマークは「桜」です。5つの花弁(花びら)は世界(五大州)を表現していて、共に世界が手を取り合って、「日本万国博覧会へ参加しよう」とする意図を表現していたようです。
ちょっとヨレてるとこがレトロ感満載。
日本の大イベントだったのがよくわかります。
昭和天皇陛下のスピーチでしょうか。
入場券。大人が満23歳以上。小人は満4歳以上15歳未満。青年は満15歳以上23歳未満。年齢区分で、学生区分でない時代だったのですね。
パビリオンのパンフレットや写真がいっぱい飾らせています。
別館へ。
急に近代的。
更に進みます。
デザインの新時代。女性のユニホームが最先端のファッションデザイン、華やかなコーナーです。
きっと、わざと無造作に並べられているのしょう。
スタンプコレクション。昔、実家にあったけど、もう処分されたのだろうかと思います。ちょっと懐かしかった。
実際に使っていたスタンプ。
「地底の太陽」の1/10スケール原型。太陽の塔には上部にある未来を表す「黄金の顔」、胴体部にある現在を表す「太陽の顔」、背面にある過去を表す「黒い太陽」の3つの顔がありますが、更に塔の地下空間に4つ目の顔として「地底の太陽」が存在していて、その大きさも、黄金の顔の直径は3m、左右に伸びるコロナは最大で13mだったらしい。そんな「地底の太陽」が万博終了後に行方不明になったとは。
壁には岡本太郎自然が制作した仮面がずらり。
万博のシンボルマークである桜の花ぶらの型の日本館。万博終了後も、日本館(外観)は随分の間残っていたのでよく覚えています。
日本館で展示されていた「リニアモーターカー」。
この大きな左の手のひらはなんでしょう。
EXPO’70体感ギャラリー。
恐竜!「太陽の塔」内部の「生命の樹」があり、生物模型群が設置されていて、その一部が展示されています。太古から連なる生命のエネルギーを感じます。
未来を表す「黄金の顔」(10.6m)、スチールに亜鉛メッキした鋼板。1992年の太陽の塔の改修工事で取り外され、現在はステンレス鋼板に交換されてます。
スペースシアターはガラス越し。
「生活セクション」の展示物の一つとして置かれていた「渦巻都市」の模型。
またまた大きなパビリオンの模型。
スペースシアターの外の通路をぐるっと一周。
1970年の日本万国博覧会の記憶は僅か(写真の記憶ばかり)でしたが、懐かしく感じました。
そして、いよいよ来年、2025大阪•関西万博(2025年日本国際博覧会)が開催されます。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。ちょっと楽しみですね。