絵 デッサンてさ

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スポーツで言うと走る事に似てるよね。

ほとんどのスポーツの基本は走る事であって、

走った分だけ体力も筋肉もついて、

そのスポーツをやるための体が出来てきます。


デッサンは別に特別な想像力とかいらないし、

そこにある物をどれだけちゃんと見据えて

正確に表現できるかという

いわば観察力と根気の修行という感じかなと。


描いた分だけ描写力は上がるし、

物に対してのバランス感覚も養える。

絵を描く上での本当に基本中の基本ではないかと

思っております。



えっと、

前の記事に書いた美術展の最終審査の結果が出まして、

Facebookにも書かせていただいたんだけど、

9つある賞の中で上から2番目の優秀賞を頂きました。




これはとても素晴らしいことだと思うんですけど、

何とも複雑な心境で、

一番はホッとしたという気持ちです。


両親に対して。

おれは自分の仕事に誇りを持ってます。


でも、地元はほんと田舎なので、

たぶん息子がやってる仕事を

堂々と言える感じではないと思うんですよね。

でも、全国規模の美術展でそこそこの賞を取れたら、

もし何か聞かれた時とかに、

絵の関係の仕事をしててって、

堂々と周りの人に言えるじゃないですか。

デッサン教室を生業としてやってるおじさんとかより

上の賞を取れたみたいですし。


たぶん両親はおれ以上に喜んでくれてて、

ちょっとした息子自慢のネタを

あげられたかなって。


あと、ボスもすごくテンション上げて喜んでくれて、

タトゥーと違って分かりやすい結果だから。

少しでも今まで育てて頂いた

恩返しができたかなって思って。


自分以外の誰かが喜んでくれるのを見れて

それが嬉しいなと思いました。


最優秀賞を取れてたら

もっと喜んでもらえたと思うけど、

そこは自分の実力不足。

まだまだダメでしたね。



でも、これを描き上げた時より

今の方が上手くなってるはず。



頭の中の想像を表現するのと違って、

デッサンはその時の自分の画力の限界と

全力でぶつかった結果生まれた

負の遺産だから。


なんでもっとこう表現できないんだよと

凹みの連続だったしね(笑)



あとは、


今まで彫らせていただいたお客様、

これから彫れせていただくお客様に、

なんかこれ彫った彫師はよく分からんけど、

美術展で良い賞を取った事がある彫師なんだよ。

とか、プラスのおまけみたいになったらいいな。


そして、

世間的にマイナスイメージしかない彫師ですが、

たぶんそこいらの美大生の何倍も絵を描いてるし、

絶対に失敗が許されない極度の集中力を何時間も維持して、

それを毎日、何年も続ける仕事だから。

そんな環境で培った


彫師の画力を舐めんじゃね~ぞ゛(`ヘ´#)


ってのを結果として世間に提示できて良かったかな(笑)



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