こんにちは、ケイ武居です。
急に季節が進んで、寒く感じる日が多くなってきました。
さて、今回も前回に引き続き、
季節の変わり目に行う
耳回りマッサージ
についてお話します。
耳回りのマッサージには大きく分けてこの2つ
① 耳の上のあたりが浮腫んでいる場合
② 耳の上あたりが硬くなっている場合
前回は、
耳の上のあたりが浮腫んでいる場合のケアのポイントを
お伝えしましたので
今回は、②の
耳の上あたりが硬く、凝りを感じる場合のケア方法
です。
最初に、自分の今の状態チェックしましょう、
まず耳の上を触ってみてください
どうですか⁉
耳の付け根のあたりぐるりと、
髪の毛の境目あたりを、
指の腹で そお~っ と触りながら、
くまなくチェックしてみてください。
指で押して痛みや凝りを感じる場合は
【側頭筋】
の筋肉が緊張した状態ですので、
この後のマッサージを試してみてください。
この
【側頭筋】
は顎の筋肉とも連動していて、
【咀嚼筋】
の一部です。
この他にも
【咬筋】、
【側頭筋】、
【外側翼突筋】、
【内側翼突筋】
がありますが
今回は【側頭筋】中心にケアしていく方法です。
【咀嚼筋】
は歯で食べたものを嚙み切ったり
すりつぶしたりする際に使われますが、
最近のマスク生活で、
口を大きく開けて話したりすることを控えているので
そのせいもあって筋肉のこわばりや凝りを
感じやすくなっています
食べ物を噛まなくなると筋肉も衰えてくるし、
「かむ」という刺激が脳に伝わりにくくなると、
脳の働きにも影響してくるので、
この辺りの緊張を緩めてほぐしておくことが大切です。
さらに、コロナ禍でストレスを強く感じている場合なども、
知らず知らずに歯ぎしりや食いしばりによって
側頭筋に負担がかかり、こわばってしまうこともありますので、
一日の終わりに入浴中やベッドサイドで行うと
安眠にもつながり効果的だと思います。
【耳の上のあたりが硬く、凝りを感じる場合のケア方法】
① 耳の上の頭皮の部分に3指を腹をあて、
ぎゅぎゅぎゅ~っとそのまま持ち上げるように引き上げます。
② 少し場所を移動して繰り返しながら、
頭頂部まで行います。
③ その次に、耳全体を軽くつまんで、
ゆっくり大きく前まわし、そのあと、大きく後ろ回し。
④ 耳の上をつまんでそのまま上方へ引っ張り上げるのを
3回繰り返し。
⑤ 同じく、耳の横をつまんで後頭部のほうへ
向かって引っ張るのを3回繰り返し。
⑥ 同じく、耳たぶをつまんでおへそのほうへ
向かって引っ張り下げるのを3回繰り返し。
⑦ 最後に、耳全体から顎のエラを通って首筋を鎖骨のほうへ、
ささ~っと撫でさするのを3回繰り返し。
クールダウンの意味もあるので、あくまで軽めに、がポイントです。
簡単な方法ですが、
目の周りが明るくなって、頭が軽くすっきりする実感できると
丁度いいマッサージができたということになります。
耳がポッポと温かくなり、
耳回りはすっきり軽くなるように感じると思います。