夏の旅行である。
我が家では珍しく、お盆のど真ん中になった。
今回の旅行のテーマは現存天守十二のうちの残す二つの一つ、備中松山城に登ること。
そして、娘が倉敷に行きたかったので私たちも久しぶりのなので。
ベンガラ染め体験をするため高梁からバスに1時間足らず乗って吹屋に行くことに。
お盆の新幹線。
早めに新大阪の新幹線乗り換え口へ。
結構、空いていた。
ひかりで岡山まで。
岡山から伯備線で、特急やくもに乗って、備中高梁へ。
やくもの乗り場。
椅子も雲形。
この色は後から考えたら、ベンガラ色だった。落ち着いた綺麗なオレンジ。
座席は彩度が同じようなグリーンのグラデーション。
今回の座席特急券は緑の窓口で一か月前に買ったのだが、その後で、普通でもそんなに時間がかわらなかったから、特急券(1490円)がもったいなかったなと思ったが、ところが当日、短時間でも楽しい列車だった。結構満席だった。みなさん、出雲まで行かれるのだ。
備中高梁の駅は近代的で、上階の図書館と蔦屋、スタバが入っている。
下階がバスセンター。
乗り換え時間が迫っていたので、荷物は持ったままで乗車。
目的地、吹屋へ。
街はずれのバス停からすぐの下町ふらっとで予約したハンカチのべんがら染めに取り組む。
娘は絞り染
色は茶、赤、緑、黄色。青、黒とかもあった。
私は折りたたんで、木の道具を使って、板締め。
1時間足らずで、こんな風に染めた。娘のは、アブストラクトだな。
私のはお花の連続模様のようになった。
こんな染め方や
着物
いろんな染物の製品がところ狭しと飾ってある。
弁柄は、銅山から銅鉱石とともに産出された硫化鉄鉱石を原料とする。 硫化鉄鉱石から取り出した緑礬(ろうは)(硫酸鉄の結晶)を釜で焼成し、水槽に入れて不純物を取り除き、細かく粉成、脱酸し、天日乾燥を経て赤い粉末状の弁柄となる。
とAIが説明してくれた。
これが瓦や壁、色々なところに使われていて「JAPAN RED」と言われている。
泥のような感じだが、不思議と淡い色から濃い色までのグラデーション。
見ているとととても落ち着いた赤に見える。
体験の後は、街中を先に観て回っていた旦那と合流してお昼ご飯。
きいろい台所 ネパールカレーの店
ダル(豆)かチキンかだったが、私はチキンカレーにした。
サラダとポテトが付いている。ラッシーとともに。
娘は山サイダーを飲んだ。
あまり辛くなく複雑な味で美味しかった。
昔の小学校が整備されて、昨年、文化施設となっている。
元、400名近くの生徒が通っていた木造小学校である。
生徒力作の木版一色刷りのカレンダーが素敵だった。
プールは池に変身していた。
それにしても、高梁、吹屋ともに激暑った。
盆地だからしょうがないが、朝、晩は寒いそうだ。
昔の民家を使った郷土館
レンガの赤が美しい。
一階が商家の造りで、二階が家族の居室。
いろんなところに階段があり、複雑な造りになっている。
向かいのもっと大きな旧片岡家住宅へ。
素敵な和食器が並んでいる。
かまども大きい。
なまこ壁
広大な敷地。
繊細な出格子。
なんとも複雑な石州瓦で葺かれた屋根。
トイレの下にも陶器が使われている。
町並みはなまこ壁と石州瓦、ベンガラの壁、町全体に趣がある。
赤い町並みと道の向こうに山と青空。ぱっきりしたコントラスト。まさに夏。
我が家の旅に珍しく暑いのでしょっちゅう、休憩。
クリームソーダ。旦那はかき氷。
私はアイスコーヒー。氷の入った飲み物が美味しい。生き返る。
もう少し、涼しかったら、もっとじっくり見れたと思う。
脳みそが暑さでゆだりそうだった。
バスの乗りいよいよ高梁の町へ。
駅からすぐの国際ホテルへ。
町の中心として活躍するホテルである。すぐ斜め前に市役所がある。
会議や、同窓会が頻繁に開かれているようだ。
電話で予約したが、トリプルの部屋が奇跡的に空いていて、信じられないくらいお安いお値段だった。部屋も広く、清潔、綺麗で申分なかった。
そしてそのすぐそばのこの駅前がそろそろと祭りの舞台に変わっていくのだ。
続く









































