今日ひびいた言葉。
井上祐紀@子どもと大人の精神科医@yukichildpsy子どもに何かを教えようという職種の人には、是非ご自身が最も苦手とする分野の習い事なり自己研鑽を習慣づけてみて欲しい。自分の未熟さに向き合う時のあの情けなくて頼りない感じに日常的に向き合い続けたら、子どもへの関わりに活きるから。
2021年07月14日 11:14
ドイツで今度小3になる長女は、算数が本当に苦手です。
17+5とか、未だにパッと答えが出ません
家でちょっと練習させようとすると、途端に機嫌が悪くなり、床に身を投げ出して「もう死にたいー!!私バカー!!」とか叫び出します
今年3月までのホームスクーリングでは、毎日2枚のプリントをやらせるのに、なだめたりすかしたり、本当に大変でした。
2枚のプリントを終わらせるのに、朝から晩までかかったことも・・・
一日中宿題のことで私がイライラして関わるのは、親子関係にも良くないし、なによりも私が長女のできないところばっかりに注目することで、
「私バカだ」
とますます思っちゃう。
そのことの方が、算数ができないよりもっと問題だろう、と、学校が再開した3月から、勉強のことを細かくいうのをやめにしました。
家でやらせるのは、日本語補習校の宿題のみ。それもかなり適当。
それで、長女の機嫌が悪くなること、私がイライラすることが激減しました。
いい感じに過ごしていたのですが、またショックがやってきました。
学年末に長女が学校から持って帰ってきた「九九免許」
九九が、1、2、5の段しかできてないよー
さすがにこれじゃあ、9月から3年生になるのに、勉強についていけずにまずかろう…。
しかも、学校で終わらせるはずのドリル、ほとんど白紙…。
ちょっとでも遅れをとりもどそうと、
「ママと一緒に、九九夏休み中頑張ろう」
といったら、それまでご機嫌だったのが、途端に雨模様。
いわく、「覚えても覚えても忘れちゃうから、やっても無駄だ!」
だそうです
で、冒頭の言葉。
不得意なものを、何とか平均にする努力って、ほんと虚しいです。一生懸命やっているのに、結果が伴わない。
私だと、掃除と整理整頓かしら。
整理整頓完璧な夫がうるさいので、昔の私に比べたらびっくりするぐらい家がきれいです(当社比)。
なのに、夫から見たら、せいぜい60%くらい。落第点ギリギリ。
一度、掃除したよー、って言ったら、指で棚をピーってやられてホコリを見せられたのは衝撃でしたね…。
え?あなた私の夫じゃなくて姑?みたいな。
こんなにやっているのに、「まあ、しょうがないか…」みたいな感じの態度だと、とても傷つきます。
わたし、新聞がその辺に落ちてたり、窓ガラスが汚いのって、ほんとに気が付かないし、気にもならないんです。
それで生きてこられたし、別に困らない。
それでも、夫が言うから頑張っているのに…。
あと、戦略系ゲームも苦手です。将棋とかチェスとか、論理的にどこまでも詰めていく系。
夫はそういうボードゲームが大好きなので、一緒にやりたがるのですが、私としては、苦痛なだけ。
頑張ればやれないことはないですが、全然楽しくない。
それで乗り気じゃないと、夫に、「考えることを怠けるな!」なんていわれます。
あんたのために、やりたくもないゲームに付き合ってあげてるのに
と思いますね。
きっと長女もそんな気持ちかな。別にやりたくないんだけど、親と先生がいうから一生懸命頑張っている。でもできない。
その上、「なんでそんなことが出来ないの?将来困るよ?お買い物のときに計算できなかったらどうするの?ちゃんと考えなさい!」
なんていわれちゃう
今度から長女が算数をやっているときは、「ママもお掃除と整理整頓苦手だけど頑張るから、あなたは算数頑張って」って言おうかな。
・・・ひびかないかな。
ちなみに長女は夫と義母譲りで、細かいところにすぐ気が付きます。
私の服にシミが付いているとすぐ見つけて、「もー、ママって、ほんとひどいよねー」とか言ってきます。
そうすると、「そんなこと言わないでほしい…。それしょうがないから…」とせつな悲しい気分になります
その気持ちを忘れないようにしないと。
読んでくれてありがとう。
良い一日になりますように