長女の家庭学習3週間目、私も長女も疲れが出てきています。

 

算数がまずいので、あの手この手を使って基礎を身につけさせようとしていますが、悲しいぐらい定着率が悪い…笑い泣き

 

10までの数の分解を何回も繰り返したのに、やったその日と次の日ぐらいは覚えていても、3日目ぐらいにはいくつか忘れている。そして、それを応用して繰り下がりのある足し算をさせようとしても、自分でその応用方法に全然気が付けない。手取り足取り一つ一つのステップを私が言わないとダメ。

 

漢字も同様で、あの手この手で定着させようと頑張っているのに、いくら繰り返しても、何日後かには抜けている。

 

やることをさっさと終わらせて、あとは自由に自分の好きなことをしてほしいと思っているのに、最低限のことをやらせるだけで夜までかかる。遊ぶ時間なし。

 

勉強を見ながらふと思ったこと。

 

こんな簡単なこと一つとっても、子供によって定着までにかかる努力と時間は全く違う。ある子にとっては空気を吸うぐらい簡単なことが、もう一人には泳ぐのを習うのと同じぐらいの労力を要する。これはまったくもって生まれつきの能力の違いで、本人の努力とは関係ないところにある。

 

だから、能力がある人は、自分がギフトをもって生まれたことに感謝をしこそすれ、自分が当たり前のようにできることが出来ない人を低く見るようなことはしてはいけない。反対に、一つのことをやるのに時間がかかる人も、「怠け者だから…」とか自分を責める必要はなく、自分ができる範囲で頑張って、できることを伸ばしていけばいいんだよね。

 

こんな日記を書いて、わが子のできないところばっかりに注目している私もどうかと思う。

 

長女は誰にでもとても優しいし、手先が器用で、気が利くし、妹の面倒もとてもよくみるし、みんなにかわいいとほめてもらえるし、ファッションセンスもとても良いです。こういういい方も何ですが、伝統的に女の子に要求されるものはとてもよく満たしている子なんですよね…。

 

私がそういう方向性で生きてこなかった分、いいところの評価がおざなりになってしまうのかな?という気もする…。

「女の子なんだから勉強ができなくてもいい」って言葉が心に慰めとしてしみる日が来るとは思わなかった…滝汗