骨髄バンクへの登録をおねがいしたブログへ、ドナーになる負担や費用などについてもう少し詳しい情報が欲しいとのコメントをいただきました。ありがとうございます!日米で違うので今回は日本の場合を書きます。

 

登録窓口で登録申込書を提出て登録(15分程度)、2mlの採血をします。後日登録確認書が届き登録完了です。

 

ドナー候補になると、コーディネーターが調整して医師からの問診に行きます。骨髄および末梢血幹細胞採取のうち、ドナー候補者が承諾しない方法があるか確認します。提供の意思に変わりがない場合は、健康状態などを確認するための採血をします。

 

ドナーに選ばれると、医師、第3者立ち合いのもとで最終同意の手続きに入ります。最終同意の後は、患者さんの命にかかわるため提供意思の撤回はできないので、ここでするかしないかの決断をすることができます。

 

骨髄・末梢血幹細胞提供の約1カ月前に、採取病院(日本骨髄バンクが認定した病院)で医師による詳しい健康診断が行われ、安全な採取に備えます。

 

骨髄移植の場合、採取後の貧血を軽減するため、提供日の1~3週間前に採
血しておきます。採取には通常3泊4日程度の入院が必要です。

 

末梢血幹細胞提供の場合、白血球を増やす薬、G-CSFを注射し、4ー5日後に採取します。注射を入院で行う場合は4泊5日~6泊7日程度、通院で行う場合は2~4日間通
院したあと、1泊2日~3泊4日程度の入院となります。

 

ドナーに選ばれてからの流れ

1, 確認検査(1~2時間)
2,最終同意面談(1~2時間)
3,術前健診(2~3時間)   *採取約1か月前
4,自己血採血1回目(1~2時間)
5,自己血採血1回目(1~2時間) *自己血採血の回数は採取予定量より異なります
6,採取(入院)(4日程度)
7,術後健診(1~2時間)  *採取約3週間後

 

ドナー登録をはじめ、骨髄・末梢血幹細胞提供のための検査費用、入院費等の費用は一切かかりません。ただし、ドナー登録手続きの際の交通費は自己負担となりますが、それ以外の交通費などは実費が支給されます。

 

日本では骨髄バンクでは1993年の第1例実施から、2020年12月末までに2万5千例以上の骨髄・末梢血幹細胞採取が実施され、死亡例はありません。健康被害が出たケース196例に入通院保険などが適用されています(補償額は400万円~1億円)。

 

ただし、登録や提供の際に仕事を休んでも、休業補償はありません。しかし官公庁や一部の企業などで「ドナー特別休暇制度」及び、一部の自治体で「ドナー助成制度」を導入しているところもあります。

彼は今も治療を受けながら適合するドナーさんを待っています。

 

ドナー登録についてもっと詳しく知りたい方は、こちらを読んでください。

 

日本骨髄バンク問い合わせ TEL:03-5280-1789(平日9:00~17:30)