日本についてすぐに飛び込んできたニュースがエリカ様のMDMA事件。テレビの報道を見ていてなんだかモヤモヤされた方、ぜひ読んでみてください。

 

MDMAはエクスタシーという名前のクラブ通いをする人たちに人気のある違法ドラッグです。元々はドイツの製薬会社メルクが開発したもので、アメリカでは1984年からスケジュール1というカテゴリーという「常用性が高く、医療目的では使われていない薬」の枠に入り、当然違法です。クラブで流行る理由は、服用すると朝まで疲れ知らずに踊れるからだそうです。副作用は(踊りすぎての)熱中症、(汗をかきすぎて、アルコールとの混合での)脱水症、薬が切れた後の脱力感、常用者は高血圧があります。しかし大人が服用する限りには脳神経へのダメージはない「比較的安全な麻薬」なので、PTSDやうつ病の治療に有効だという論文は多くあります。

 

アメリカではハーバード大学医学部などがMDMAを精神科での治療に使えるように政府に働きかけています。専門でないのでなんとも言えないですが、どんな薬も使いようによっては毒にも薬にもなるよい例ではないかと考えさせられました。