本日はPLAYGROUNDなり | 坂田かよオフィシャルブログ「カヨブロ」Powered by Ameba

本日はPLAYGROUNDなり

今日は渋谷エフエムにて

番組がリニューアルして番組名が
「PLAYGROUND」となり
わたくし坂田が新メンバーに加えて頂いてから
初の
メンバー全員集合での生放送。



第5週がある月は
(それぞれのスケジュールにもよるのですが)
皆で選曲して1時間をお届けします。




今日は
第1週を担当する私が
トップバッターを希望し
頭の15分くらいを選曲します。




1時間
どんなだったかは
あとで報告しま~す!!




多分 スタジオの空気は
濃ゆぅ~い
と思う(笑)








全然話は変わりますが
先日 ポルトガルの映画界の巨匠
「マノエル・デ・オリベイラ」監督のドキュメンタリー番組を観た。
感慨深いものでした。。。





第61回カンヌ映画祭でパルムドール名誉賞
第59回ベルリン国際映画際でベルリナーレ・カメラ賞を受賞した
現役最高齢100歳の監督。




国の状勢で投獄された経験もあり
14年間 映画製作をせず
ポルトガルの山奥に篭っていた時期もあり



今も尚 精力的に活動を続けるマノエル。




マルコビッチとカトリーヌ・ドヌーブが出演する
ゲーテの戯曲「ファウスト」がもとになった作品
「メフィストの誘い」とかは
一般的にも有名な作品なんでしょうか?ね







番組の中でマノエルが

「あなたはどうして映画を撮り続けるのですか?」
という質問を良くされるが
それは私にとっては
「あなたは どうしてあなたなのですか?」
という質問と同じなのだ。



と言っていた。





果てしなく続く映画への探求心
それが自分には止められないものなのだそうです。





彼の傍らには10歳年下の
とってもチャーミングな奥様がおられる。




奥様は
彼が政府に反政府者として
謂れの無い投獄をされた時も
映画界から遠ざかって創作活動に没頭した山奥での14年間も
発表した映画が散々な評価しか受けなかった時も
いつも傍らにいた。



そして
決して励まさなかったそうです。



「そんなことしても彼には全く意味が無いから!」と可愛らしい声で
コロコロと笑っていました。




「私は ただ一緒にいただけよ!!」と言っていました。






だけど
それが何より難しいんじゃないか?


あんな 無邪気な太陽みたいな女性になりたいものだ。








奇才の傍らには
陰と陽のように
奇才の日常を照らす「太陽」がいるのですね。






番組を観て
「鍵」みたいなものを貰った気がしました。