「打楽器のオンラインコーチング」は開始から1年経過し、2年目に突入しました拍手
この一年を振り返りながら、活動をまとめてみたいと思います。

コーチング始める前のブログはコチラ
3ヶ月報告はコチラ

とりあえずこの一年間は常にオンラインコーチングのことが頭の片隅にあったような気がします。
もちろんクライアントの皆さん一人一人の活動や取り組みへのサポートもそうですが、限定公開記事や動画コンテンツの作成をなるべく増やしたいという謎の使命感というかプレッシャーが自分の中にあり、ずっと締め切りに追われる漫画家の気持ちを少しだけ味わえました。
そのおかげでこの一年間で動画55本、記事19本を会員ページにアップできましたメモ

せっかくなんで一覧
【動画】
Tempo Keep Challenge
アップストークからDTU
Timpani Roll 移動直前の「もう一押し」エクササイズ
手首①手首の動きを理解し区別する
手首②手首を正確に動かす為のエクササイズ
手首③打楽器の手首の動き仕分け
バスドラムを踏む前の予備トレーニング
ようこそジャパリパークへ Drums参考演奏
BPM160でキック👣8分連打+手
脱力①
脱力②
脱力③
バスドラのダブルについて
パターンでキックダブル練習
サンバキック!
サンバキックちょっとしたコツ
ドラムイス メリデメ
Timpani「も」やるからにはコレだけは押さえておきたいポイント
訛りながらリズムを変えるトレーニング
合わせシンバル僕はこうやってます
スポーツで有名なあの理論を打楽器に取り入れる試み①
スポーツで有名なあの理論を打楽器に取り入れる試み②
スポーツで有名なあの理論を打楽器に取り入れる試み③
スポーツで有名なあの理論を打楽器に取り入れる試み③
スポーツで有名なあの理論を打楽器に取り入れる試み④
Timpaniヘッド張り替え①
Timpaniヘッド張り替え②
4度音程トレーニング
CONGA 手の形をなるべく変えないでオープンとスラップを叩き分けるトレーニング
Rumba Guanguanco
Congaヒール&トゥ解説
Conga モザンビーク的アプローチ
Conga カリプソ
Conga 6/8アプローチ
テンポキープ分析A〜F
ダブルストローク(オープンロール)解説
ダブルストローク練習
スティックトリック#1
スティックトリック#2 FLIP
スティックトリック#3 Stick to Stick
タンバリンを使った回内、回外トレーニング
カウントしながら叩く
自由練習
身体のリハビリ[Before]
身体のリハビリBefore/After途中経過
Let’s Challenge!#1
フレンチグリップについて
Push-Pullチャレンジ
Pandeiroチャレンジ
マリンバ・スピリチュアル解説
ALL AMERICAN DRUMMER
DIYシリーズ
Dear Mr. Jones Conga 参考
ミュージカル現場での演奏
実践型パーカッションワークショップ振り返り記録


【記事】
エレクトリック考察
クリックを捉えるコツ
開業届 出してますか?
音楽家が使えそうなビジネスフレームワーク①【MECE】
音楽家が使えそうなビジネスフレームワーク②【PDCAサイクル】
音楽家が使えそうなビジネスフレームワーク③【3C分析】
音楽家が使えそうなビジネスフレームワーク④【マズローの5段階欲求】
音楽家が使えそうなビジネスフレームワーク⑤【マンダラート】
音楽家が使えそうなビジネスフレームワーク⑥【KPT】
音楽家が使えそうなビジネスフレームワーク⑦【パレートの法則・働きアリの法則・ロングテールの法則】
武井壮さん
「読譜力」は「初見力」だけではない
マルチタスク考察
仕事の心得シミュレーション①宿題編
仕事の心得シミュレーション②解答&解説編
トップミュージシャンの言葉
Phil Spector~大瀧詠一サウンドのパーカッション
高い壁を乗り越えるイメージと現実
想いが強すぎる件

この他にも日々のコメントや練習記録動画もあるので、結構頑張った方ではないかと。記事はもう少し書きたかったなぁ

ただしこれらを閲覧できるのはコーチング参加者のみで、今のところたったの数人なんですけどね笑
前にも書きましたが、YoutubeやNoteで無料公開するのではなく、あくまでもコーチング参加者限定というのが僕には心地よく、誰でも閲覧できる状態だとこんなに沢山作れなかっただろうなと思ってます。
このモチベーションはまだ続いているので今年も沢山アップしていきたい!

ただあくまでもこれは「付加価値」で
本題のコーチングについて 振り返ってみます時計

【あくまでも自主性を重視】
数人の入れ替わりを繰り返しながら常に7人前後のクライアントと向き合いました。明確な目の前の目標がある人、長期的な目線で取り組む人、怠けないようにお尻を叩いて欲しい人、などまさに十人十色。プレイヤーとしてのスキルアップはもちろん、教室を展開したい、自分の作品を制作したい、軸となる楽器を増やしたい、仕事に繋がるスキルを磨きたい、などなどそれぞれの目標に向き合う姿勢は非常に刺激を受けます。
柱となる日々の練習のサポートは、ものすごくやってくる人と なかなかやらない人もいます。そこについては各々事情があるのであまりこちらは親切にも感情的にもなり過ぎず、基本やってきた事に対するコメント、次はこれやってみようか、というアドバイスで進めました。コロナ禍で時間があったときはすごく練習していたけど「演奏する機会が段々戻ってきて忙しくなり課題ができませんでした」という時には「仕事が戻って良かったね!何よりです」というスタンスで接しました。何の為にやってるか?と考えれば当たり前ですね。

【「コーチは教えるのではない。見ているだけで良いのだ」とはいうものの・・・】
問題はやはり消極的な人に対してどう対応していくか?
先ほどの様に「なぜ練習できないか」を明確にし「その中で何ができるか?」を考え「それならやれる」を見つけるパターンが良いかなと思いますが なかなか実践となると上手くいかないこともあるので今後の課題としますもやもや

【目標の設定】
半年ほど継続した頃には皆さんのペースも安定してきましたが、イレギュラーなことが沢山起こります。これまで練習できた環境が使えないとか、怪我や病気なども。急に大きなチャンスが来たんだけどどうしよう、などなど。その都度対応していくなかで何が一番難しかったかと言うと、

まず最初にそれぞれの目的を設定してそこに向かって行動するんですが、それが数ヶ月すると「ん?本当にここに向かっていくのがベストなのか?」という状況になる場合がとても多いのです。「最初に決めたゴールが間違っていたのか?」とか「なんで決めたのにこっちの方向にいかないんだ」と悩んだりしました。
そこでの選択肢は

A:「とにかく決めたんだから目標に向かって突き進む」
B:「これまでを振り返って目標を臨機応変に修正する」
の2択。
この選択を誤るとこれから取る行動も変わるので当然結果も変わってきます。

実際にはBを選択しました。
ビジネス書や先人のアドバイスでは「目標の修正はOK! 」「最初の目標に縛られるのはむしろマイナス(PDCAなどフレームワークの欠点)」という意見が多いし自分でもそう思ったので随時「今は何ができる?」というところから仕切り直す感じで。その時は「なんで最初のプラン通りいかなかったのかな?」と反省もしました。が、
まず最初の目標を目指して「行動した」結果、次の違う目標が見つかったのであり、何もしないと2番目の目標には辿り着かなかったわけですから これは新たな収穫である。と思って今は納得しています。
実際最初のプレイ分析時に設定した目標から現在は少し違って来ている方も沢山いますが「最初のがダメだったから次コレね」ではなく「こっちの方が良いよね」という感じで腑に落ちている事が多いですね。

たった一年でも自分の考えや周りの環境はめまぐるしく変わりますから、それに応じた修正の速さ、的確さ もコーチングには大切かもしれません。


【実際、最も大切だと思ったこと】

「環境」

ですね。もっというと
「環境」×「モチベーション」=スキルアップ という方程式を身を以て体感しました。

さらには
「環境」×「モチベーション」+「正しい目標設定」=自己ベスト なのか?という仮説も考えられます。

頑張りたい気持ちがあっても、環境がないとなかなか実際はむずかしいし、逆に環境がバッチリでもモチベーションがないと宝の持ち腐れです。幸運にも両方兼ね備えていたとしてもがむしゃらに無意味な反復練習をしても上達しません
*むしろコーチングに取り組んでからは「間違った動きでの反復練習は絶対NG! やらない方がマシ」と強く感じました。「出来ない」フレーズなどは悔しくて反復練習しがちですが、それは「出来ない状態を身体に記憶させている」のと同じかもしれません。(この先は有料情報なのでここでは書きません)

この仮説に基づくなら、
「環境」はコーチングではサポートできません。環境を良くするアドバイスは出来ますが。
「モチベーション」は火種があればそれを絶やさずに燃え上がらせるようサポートは出来るしそれをやるのがコーチングだと思います。ただし元々無かったり、消えてしまった場合はコーチ(特に僕の場合)のできることはあまり無いかもしれません。
「正しい目標設定」はコーチングの仕事です。「良き理解者が3人いれば人生は見誤らない」という言葉がありますが、そのうちの一人になれればいいなと思っています。

【実は一番得をしたのは・・・】
年末にかけてはAFFの恩恵を受ける方も多く、皆さん忙しく充実した一年の締めくくりが出来たようです。年末年始にかけて一人づつZoomミーティングで振り返りと今後について話をしたところ、コーチングに関しては「精神的な安心感」や「モチベーション面でのサポートを感じれた」という意見を多く頂けてとても嬉しかったのですが、実は僕が一番それらを感じているのです。個人的に苦手なSNSについては逆に皆さんの意見を伺いながらTwitterなど始めてみたりして、若い世代の打楽器奏者の方とも沢山繋がれたし
長かった持続化補助金も無事に手続きを終え(これについては色々言いたい事はありますが、頂けたので良し)
2021年が充実した年になったのもコーチングのおかげだと思っています。
ちょうど年末にセミナーをする機会にも恵まれ、その準備も日頃から考えていることだったり既に記事にしている事だったのでとてもスムーズに解説できました。

今後もしばらくは続けるつもりですのでもし興味ある方はお気軽にお問い合わせください! 

HPはコチラ