プロが語る~第4条~新築建売り住宅の選び方♪必須の7か条
第4条 建物の性能は、最低限ここをチェックすべし!
・耐震性 「耐震等級3」と「耐震等級3相当」
今どき、耐震等級1で満足する人っていらっしゃるんでしょうか。
最低の義務基準ですから、特記がなければ等級1でしょう。
「耐震等級3」と「耐震等級3相当」
この二つは明確に違います。「相当」だと、公的なお墨付きがない。
つまり、地震保険の割引は受けられない。
ただし、公的なお墨付きを得るには、費用がかかります。
費用負担してまで、安心を得るかどうかは買主さん次第。
後述の火災保険料も同じですが、長いスパンで考えるとお得な場合も。
少なくとも、耐震等級に関心を持ち、丁寧な施工の業者を探したいものです。
・省エネ性 最低限でも「ZEH」その確認方法
未だに義務基準ではない省エネレベルは、やっと2020年から義務化。
これでも、次世代省エネレベルといい、ベースは20年ほど前の基準です。
この基準に達してるかどうか、怪しいメーカーもまだまだ多い!
流行りのZEH基準、次世代レベルより3割ほど断熱強化されてます。
つまり、ZEH基準を意識して建物を作ってるかどうか?が大切。
物件のレベルはどのあたりなのか、きちんと数値で説明できるのか?
ここを質問することで、業者のレベルがわかります。
・耐火性 省令準耐火は火災保険料が安い、の殺し文句
耐火・準耐火の建物は、火災保険料の割引が大きい。
木造の建物でも、省令準耐火という仕様があります。
取得の仕方はいくつかありますが、火災に強い仕様です。
もちろん、建物仕様のグレードが上がりますので、費用もかかる。
(きちんと施工すれば、の話ですが。。)
建築費用が上がっても、火災に強く保険料が安いほうがいいのか?
全体の資金計画と相談しながら、よく考えましょう。
大切なマイホーム!
しっかりと選んでくださいね!!