詐欺会社から本物に? | 天職起業で「人生は逆転できる!」講演家・作家

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11/30福岡「臨時ベンチャー大学・資格起業家・逆転物語」


あるセミナーへ参加した。一般には無名だが、一部の通販業界では良くも悪くも知れた会社の社長。俺も「ある意味」で以前からマークしていた一社。その会社を辞めて独立し、上場やコンサルや悪徳になった人がいる。臭いがするんだね。臭いが。独特の。結果は期待通りの人・会社。本当に俺の勘は鋭い。本物の占い師になれるのではないか 


講師 商品 参加者









てなことはなく、これも量稽古。この会社が出来た1994年は、俺はその後大成功する聖心美容外科(創業者のブログ ←この<創業物語>は傑作。俺も出てるよ)のダイレクトマーケティング広告業務の一環で、あらゆる美容・エステ・健康食品などを24時間365日チェックしていた。その頃、ドミナなど地場タウン誌によく広告を出していた弱小企業がこの会社だった。だから、やり方はなんとなく想像できた。が、まさか今のように大発展するとは驚いた。さらに、「まただ。カヤノ式7つの人生逆転成功パターンの1つだ」と唸った。


が、講師は創業者でないのが残念だった。会長は隠れている。そうだろう。出ない方がいいのだ。この社長も。俺がこの会社のコンサルでもやってれば「もう二度と出てはならぬ!」と助言するだろう。しないが。


1971年生まれ。ただの工業高校卒。スポーツ用品店で暇な店員に飽き、工事現場職人、無職、整備工、ネットワークビジネスにはまり、21歳で健康食品・浄水機・矯正下着・塩の訪問販売で起業するも失敗。今の会社の個人代理店で自宅を拠点に「通信・訪販」で独立。食えないので夜は金魚すくいやカジノのサクラバイト。ドツボにはまって自己破産。今の会社の創業者に拾われて入社。当時は年商3億で社員20名。「通信販売?」で急成長。今はグループ120億・300人。九州の通販では「ジャパネットたかた」(1000億以上)と「やずや」(450億)に次ぐ300億を2010年に目指すという。講演は、悪徳でもなんでも稼いでやるぞ人相丸出しのライバルや俺や通販コンサルがいたからか、「学生向けの会社説明会」レベルでがっかり。


が、表面はそうかもしれんが本質は隠せないねえ。「しかと見届けたぞ」の星一徹の気分で満足。終わった後、大半の参加者はそのまま帰る。俺は勿体ないとツカツカ歩み、接近戦で聴く(本やセミナーではホントの1割も話さない。直に会って接近戦しないと意味ない)。


今は通販は9割?ウソでしょう。まあいいや。しかし、「通販で成功するには、やはり訪販経験ですねえ。人を知らない人が、人と会わない通販はできるはずありませんよね」「その通り。そこが僕らの強みです」「マーケティングで参考にした本とかコンサルは?」「ないです。全部現場の経験です」「そうだろうな。この手のタイプは皆そう。一部参考にはしても、実際にやるしかないですよね」「まったくその通りです」「でもねえ。今日は大事なことは何も話さなかったですね」「アッハッハ!」。


で、親心で言う。あなたは二度と公開セミナーで講師とか取材とか本を書いてはいけない。怪しい通販業界の他の人と同じく、自社宣伝以外では表に出てはいけない。


この人 のように、商品から売り方から何から何までウソをつく必要がない正直ダイレクトマーケティング人はいい。が、発展途上の場合は・・まだ隠密戦でなければ・・・


創業者の教え?しかし、無学歴でダメ転職繰り返し、起業も何度も失敗し、自己破産までしたのに、今や年商100億を越える会社の経営者だ。ものすごい「人生は逆転できる!」の事例だ。雇われだが。本当は隠れている会長・創業者に興味津々だが・・・こんな経歴の人間を社長に抜擢する・・・そこがスゴイし、でも俺も「こういうヤツこそこういう業界のこういう会社の場合はこういうヤツだ」という価値観は同じ・・・・だが・・。自己破産してもまったく平気。かつ、素直と馬力と顔にもろに出ている暴走族風のリーダーシップ=バカ系若者集団を統率してデカクするには必須。エリートや普通レベルの人間には無理だ。素晴らしい。が、俺がつき合う相手ではない。違和感がある。その理由は・・・


期待通りその1  その2  


ヨイショも多いがさすがの化粧品の口コミサイト「アットコスメ」。そうかあ、この全業種版が「2ちゃんねる」か。素晴らしい。


思ったが、どうもこの会社、田舎の深夜のCMが多いらしい=深夜に見ているのは悪いが、生活は乱れている=20代~30代前半の自分もそういう時期があったからわかるが、まともな感覚でないことが多い=クダランエモーショナルなコピーに騙されやすいバカ女やホモ男=がターゲットなのだ。素晴らしい客層戦略。


餅は餅屋。変えられない自分の本性は何で、そんな自分に合う商品・客層・営業方法は必ずある。バカはバカ、エリートはエリートを相手に。これ真実。バカ貧乏はエリート富裕層などを相手にするな。


で、「やずや」や「ジャパネット」のようになるには、「トータルパーソンの成功=夢×戦略×心」の「心」がいる。心を本当に入れ替えて善人になりきらないと、どこをどうみてもウソがない人間と会社にならねば、「規模が大きくなると増えてくるバカ以外の手強いお客や世間や俺のような評論家」は許さない。「やずや」だって43歳まではダメだった。でも、気づいて努力を継続すれば、本当の意味で「人生は逆転できる!」。頑張ってね


最後の質問コーナーで印象的だったのは、2006年が前年対比で倍増した理由として「それまでは新規顧客ばかり追いかけていました(押し売り逃げだろう・爆)。なので、既存客維持に力を入れました」。


通販の成功法則=新規客獲得+リピート固定客化+得意客のコミュニティー創造。これは全業種に共通する。それは俺もわかっている。が、俺はどうも・・・DVDも売りっぱなし。フォローメールも出してない・・・アナログで手一杯が言い訳。というか・・・・そこまでやる気ないのね。今は。・・・そこが俺の弱点だ。が・・


★良い社員とは・・「1能力があり会社の方針に合う人、2能力は劣るが会社の方針に従う人、3能力はあるが会社の方針に合わない人。1と2はOK。3は辞めてもらう」。その通りだ。番外論外は、4能力もなく会社の方針に刃向かう人。俺はヤマハ時代=4、リクルート時代=1と2の中間、IBMリース=4、ミッド=3、アド通信社=3。脱サラ者は3と4。そして、意外に4が多い。その事実を認めたところから=大体は起業後に痛い目に遭うのでその後が本当の勝負。


■セミナー終了後、海外から明日の経営計画セミナーへ参加する吉本さんと晩酌。「栢野さん。アメリカには客層戦略という概念はないんです。弱者の戦略は素晴らしいですね。8/25・26の経営計画セミナーが楽しみです」とは国際起業家の吉本さん。有り難いことに、「小さな会社★儲けのルール 」のOO語版を来年出版頂けるという。これで日本語・中国語版(台湾中心)に続き、3カ国語になる(韓国語は「逆転バカ社長」)。次は英語版・スペイン語版だな。そして、「日本の田舎発!世界で1000万部」になるよう、俺ももっと本気でやろう。


しかし、異なる環境の人の話を聴くのは大変な勉強になる。この吉本さんは現在、携帯電話の携帯ケース販売で小さな市場を開拓し、ホント超弱小起業家ながら大成功している人だが、某国では通信販売はまだ無理という。理由はクレジットがないに等しい=回収が難しい=引き落としや代引きもないに等しい=店頭や訪問販売が主流という。結果、ネットワークビジネスも多いという。なるほどね。ということは、某国首都は日本並みに大発展してるが、通販はまさにこれからの市場で大チャンスということだ。その国では。


占い師の本音

「栢野さん。ご無沙汰。占い師って、いくら人助けをしたとか、社会に役立てたという行いをしつづけて、お布施程度の料金以外、社会的に栄誉的に評価される名利が期待出来ないの世の情けです。それでも、黙々と、ひとり、またひとりと、会話をつづけています。結局、救われるのが自分だというのもよく心得ております。今後ともよろしくご指導のほどお願いします」。第62回ベンチャー大学 ゲスト。中国四川省から日本へ留学し、国家主席の通訳翻訳もしながら趣味の占いをしてる張愛→帰化して「松本有加」のHP・無料占い もある。


赤坂ケヤキ通りの本屋「ブックスキューブリック」のファンから

「栢野さん。江原です。ブログを拝見しました、あのけやき通りの本屋さん大好きです!>「忙しいあなたに換わって、あなたの好みの本、役立つ本を厳選して揃えましたよ」とでも言ってるようなカンジ。というくだり、まさに!!という感じです。天神界隈で言うと、ジュンク堂だと本が多すぎて疲れるし、黒木書店だと物足りないし・・・あの規模で、あんなに面白い本をそろえている本屋はないので重宝しています」。

お知らせ

次回9/21第158回「ベンチャー大学」公式HP更新しました。【1部:特別セミナー+コンサル】と、【2部:夜の起業物語講演+立食人脈交流会】の2本立て。【1部】は限定10名で既に5名申し込み。興味ある人はお早めに。9/21「ベンチャー大学」無名だが超ダイレクトマーケティング起業家のあの人が初登場!

前回のメルマガコンサル平野友朗さんの特別セミナー1部「ネットマーケティングとメルマガ活用+個人ブランディング構築法 」、2部「ダメ営業マン・左遷退社から起業家成功物語 」のDVDも出来ました。

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