ご機嫌よう。Kayaです。

朗読劇『SALOME』ご来場いただきました皆様、まことにありがとうございました。
初挑戦となる朗読劇。如何でしたでしょうか。



ギュスターヴ・モロー展で衝撃を受けたサロメの絵画。
「私もサロメを表現したい!」
と思い、2012年にシングルとして発売。
その後ソロからバンドになり、またソロに戻ってもずっと歌い続けてきたサロメ。
更に深くサロメを表現したいと思い、今回題材に選びました。

今回ヘロデ王も演じてくださった舞台芸術創造機関SAI代表の倉垣吉宏さんに脚本編集をお願いして、演出もしていただきました。
私も演出として細かい箇所は意見させていただきましたが、映像演出含めほぼ倉垣吉宏さんの演出によるものです。
いつもワンマンなど大きなライブの際は構成、演出、美術、進行(舞台監督)すべて一人でやっておりますので、それらをお任せし舞台だけに集中出来たことはとても大きかったです。

予言者ヨカナーンは舞台芸術創造機関SAIの麻宮チヒロさん。銀座十誡で泉鏡花『外科室』朗読をご一緒してからもう「私のヨカナーンはチヒロさん」と決めておりました。
理想を通り、いえ理想を遥かに超えた美しく妖しいヨカナーンを演じてくださいました。
今回初めてご一緒する声優の星祐樹さんと吉田瑞樹さん、プロフェッショナルなお二人に支えられ舞台が格段にリアルなものとなりました。お二人には様々な役をこなしていただいたのですが流石すべてきちんと役作りが出来ており、サロメの世界に広がりが生まれました。
伴奏は、私と11年パートナーを務めてくださっている鴇田望さん。昨年夏に開催した江戸川乱歩『蟲』の朗読でも朗読の世界に彩りを与え感情や場面の移ろいを見事に表現してくださいましたが、今回も秀逸!素晴らしい演奏を披露していただきました。

映像操作は舞台芸術創造機関SAIの常盤美妃さん。お時間ない中、しっかり空間を演出してくださいました。


そしてスペシャルゲストの篠井英介さん。
大好きで敬愛する私の女形の大先輩。
今回英介さんの「朗読から一歩踏み込んで、朗読劇をやってみたら?」という背中押しがあったからこそ開催出来た舞台です。
冒頭の語りから、サロメの母・ヘロディアを演じてくださいました。
声だけであの存在感。。。感服でございます。
声だけとはいえ初の共演。本当に幸せでございました。

シングル曲『SALOME』を初披露した会場でもあるスターパインズカフェ。二日ともしっかり観てくださり、スタッフ様一丸となって照明や音響も工夫していただき、一緒に舞台を創ってくださいました。

関わってくださった皆様に、心から感謝いたします。
私のサロメを新たに生み出してくださって、本当にありがとうございました。



今回二日間という上演でしたが、自分でも驚くほどに一日目と二日目が違いました。
同じセリフなのに、一晩でこんなにも変わるのかと。

 

昨夜、現時点で最高のサロメを生み出せました。
それでもまだ挑戦したいことがどんどん出て参ります。

 

私の中のサロメが「まだ足りないの」と喚き立てます。

次回が何の作品になるかはわかりませんが、朗読劇、これからも続けて参りたいと思いますので、どうぞお付き合いくださいませね。





 





Photo:Mayumi Fukaminato

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