脱 白い巨塔 | perfume room

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普段はきままに speech therapist そんな私の日常

<なにかが終わり、なにかが始まる 
    いくつもの選択肢と可能性に囲まれる>
いつか、絶対に自分が選んできた道を正しかったと思えるように、選んだ道の中で精一杯進みたい
そんなことを、ミスチルのstarting overを聞きながら考えた夜

総合病院で悩んでいた私、誘われて飛び込んだ有名病院。初めは気づかなかったけれど、大きな組織は未だに存在した。自分には無縁だと思っていた白い巨塔の世界。

素直に目の前の仕事だけをしていたら気づかなかったかもしれないけれど、たくさんの周りからの刺激を受け、活動の場が広がり、自分の視野が広がると見えていなかったものが見えてくる。

もう、先進医療ではなく、在宅医療を志すと決めた私には、今の環境から抜ける時が来たのかもしれないです。

ケアマネジメントの研究をされている先生から聞いた言葉。ケアマネジメントをしていくうえでの考え方として、チームケアなど、チームでの医療がしたければ、
『自分が相手の仕事を知りなさい。』

これは院内で私が気を付けてきたことでもあった。他の職種が何を考えながら仕事をしているのか。そしたら仲間が増えてきた。そして情報もたくさん得られるようになった。

もう一つ
『職場や懇親会や何かの会の時には、この人と話をしようと決めて自ら話しにいきなさい。』
有名な先生、他にも頑張っている人。そういう人と話すと刺激や良い言葉、アイディアをもらえる。歩み寄って行けば、根底に何かを秘めている人は必ずレスポンスをくれる。
自分では気づかなかったけれど、そんな動き方をしていたようだ。そしたら、私の周りには沢山の同じ志や考えの人が増えていた。

だから、もう白い巨塔は卒業します。
時間を良いものにするかは自分次第。

自分の道は自分で作っているのか、周りが作ってくれているのか、ずっとよく分からなかったけれど、自ずとそう動いていたのかもしれません。

道っていつ変わるか分からないもの。不安も多いし、正直本当に大変な日々だけれど、人生意外とスリリングな方が楽しくおもえるみたいです。私。