文化をつくる | perfume room

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普段はきままに speech therapist そんな私の日常

医学は真実、医療は文化である。

医学というのは、生物学、生理学など変わらない真実。
人のからだの中の構造が変わるわけではない。

医療とは変化しうるものであり、その時々に変わりうる文化であると。

私がある先生から聞いて妙に納得した言葉だった。

医学は本を読めば勉強できるのです。自分らしい医療をするために、日々変化をしつつ、悩みつつ医療をしているのかなぁ。

また、医療は文化であるという言葉は特に衝撃で。
自分の進みたい道が、自分がやりたい医療ができないのであれば、今あるエビデンスでは説得材料にならないのであれば、エビデンスまでを作るのは難しいかもしれないけれど、文化を作れば良いのかなぁと。

私のリハビリの手法は万能ではないし、自分でも手技があるとも思ってはいないけれど、なんとなくこうした方が良いと思うことはあって。それを後輩に伝えると納得したものには反応があって。実践してくれている。
そうやって、小さなところから文化を作っていけば自分の存在意義が少しは感じられるのかもしれない。